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2020年06月10日13:46

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米・黒人暴行死事件への抗議デモが拡大1

 令和2年(2020年)5月25日、米国ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドが白人警官による暴行で死亡した。この事件以降、全米で人種差別に対する抗議デモが起こり、他の国々にも拡大している。人種差別は許されない。デモの高揚は当然である。だが、抗議デモを政治的に利用する中国共産党の工作が存在する。そこにも目を向ける必要がある。

●白人警官による黒人暴行致死事件

 死亡した黒人ジョージ・フロイドは、偽ドル札を使用した疑いで、白人警官に取りさえられた。警官はフロイドの首を膝で押さえつけて窒息死させた。フロイドには、窃盗・強盗等の前科があった。逮捕に関わった警官4人は解雇された。1人は第2級殺人罪、残る2人は殺人の幇助・教唆の罪で起訴された。
 米国では、白人による黒人への人種差別が今も根強い。白人の警官が黒人に過度の制裁を加えたり、安易に銃撃して死亡させることが多く、社会的な問題になっている。
米国では、武漢ウイルスによって10万人以上が感染し、2万人以上が死亡し、また経済活動の縮小したことで失業者が急増している。武漢ウイルスよる死亡者の比率は、黒人が白人の2倍超となっている。黒人の失業率は16%とこれも白人より2倍ほど高い。白人警官による黒人暴行致死事件は、そうした社会状況で起こった。
 トランプ大統領は、5月27日フロイドの家族に弔意を示すツイートを投稿した。人種差別に反対する人々の怒りは収まらず、パンデミックによる社会不安や生活苦の訴え等が重なり、事件への抗議活動は5月27日から、全米に拡大した。28日には抗議デモの一部が暴徒化し、暴動が各地に広がり、店舗からの略奪、パトカーへの放火等が相次いだ。
6月1日、ジョージ・フロイドの弟テレンス・フロイドは、 兄が死亡した場所を訪れ、「暴力的な方法ではなく平和的な解決をしよう」と訴えた。破壊行為を続ける人々に「あなたたちがやっていることは何にもならない。そんなことをしたって、兄は戻ってこない」と語り、政治参加で社会を変えることを呼びかけた。だが、一部では暴徒による破壊活動が続いている。
 抗議デモは中南米出身のヒスパニックら低所得層にも広がっている。人種差別に経済格差がもたらした社会分断が重なって、収束が困難な事態となっている。
人種差別は、当然許されない。米国やそのほかの国々で、人種差別反対の抗議活動が高まるのは、当然である。また、人種の違いを基礎とした経済格差は、是正されなくてはならない。だが、今回の抗議活動には、背後からそれを政治的な目的に利用しようとする勢力がある。社会の是正ではなく、秩序を撹乱し、体制を転覆させようとする動きである。そこにも目を向ける必要がある。

●中国共産党による教唆・煽動

 抗議デモが一部で暴動化した背後には、中国共産党の工作がある。暴動の場面を撮影した動画によると、店舗からブランドのバッグを略奪したり、聖ヨハネ教会が放火されて教会が燃え上がっている。その暴動のあちらこちらで、黒人を煽る中国語が聞こえる。翌日の中国人のチャットには「分からないように、後ろにいて、終わったら静かに消えるという約束だったじゃないか」と、中国人が背後で黒人を煽っていることをうかがわせる内容が書かれている。暴動現場には、予め中国人が投石用のレンガを用意されており、それを黒人女性が止めるよう注意している場面もある。暴動を煽った中国人が3人現行犯逮捕され、「中国領事館の指示でやっていた」と自白している。
 元中国共産党エリートでジャーナリストの鳴霞氏は、「月刊中国」Youtubeで本件の背景について語っている。大意を紹介する。

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「黒人をゲリラに」毛沢東以来の対米戦略/米国土安全保障省・暴動の背後に中国特別工作組織の関与示唆/中共の黒人留学生工作の実態!

 米国の黒人の暴動はもうじき落ち着くだろう。
 国家安全保障省によると、今回の暴動は、外国勢力が裏で指示した暴動であり、計画的、組織的に行われた。外国というと中国共産党であり中国の特別工作員が米国内の黒人に暴動を指示した。
 毛沢東時代の1968年4月20日の人民日報の記事には米国の黒人に対し「米国に対しゲリラ戦で戦いましょう!」と黒人に呼びかけていた。
 特に中国の広東省、北京市、上海市などに留学していた多くの黒人が中国共産党に洗脳され利用されてきた。中国政府は、各黒人留学生に中国人の女を3人ずつあてがい日常生活の全てを世話させた。特に米国から来た黒人留学生(大勢いる)には手厚い世話をしていた。しかも授業料、生活費を中国政府が負担し寄宿舎に無料で住まわせた。黒人留学生らは中国共産党の手厚い待遇に大いに満足し、米国から多くの黒人を中国に留学するように勧めてきた。米国の黒人は中国が大好きになった。
 このような経緯からトランプはなぜ米国で黒人が暴動を起こすのかがわかった。つまり中国共産党が背後で黒人を操っているということ。
 全米の暴動で57人が逮捕された。現在、米警察はこの暴動の背後に誰がいるのかを捜査中。
 二十数年前から多くの黒人が米国から中国に留学し中国共産党に洗脳されてきた。米国各地にいる黒人らは各地の中国人スパイとつながっている。中国共産党は米国社会を混乱に陥れ米国を破壊するために米国の黒人を使って暴動を起こしている。そのことを知っていたトランプは中国共産党幹部の留学生(人民解放軍のスパイ)を全員帰国させた。米政府は今回の暴動の背後に中国共産党がいることを知っている。
 この暴動でニューヨークのキリスト教会が焼かれてしまった。中国でもキリスト教会が全て焼かれた。しかし黒人の多くがキリスト教であるため彼らはキリスト教会を絶対に焼かない。この教会も中国共産党の指示で誰かが焼いた。
 暴徒は他の州から来ている。昨日までに多くの暴徒が逮捕された。だいぶ沈静化している。もうすぐ真相が出てくるだろう。
 今でも多くの黒人留学生が中国で学んでいる。彼らは中国共産党に利用されている」
https://www.youtube.com/watch?v=Aqcef1zLKFQ&fbclid=IwAR34ZPFNaTbYqc10jOwfMW9adp7VNank_0XVA7iIE6oL3VrRnjjZ01csUGM

 次回に続く。

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