きのう『アッシャー家の崩壊』を見てから、”家”映画が続きます。
当時まだ14歳ぐらいだったジョディ・フォスターが主演したスリラー『白い家の少女』を見ました。これもまた、ヤマダ電機でDVDを買ったまま放置していたタイトルです。
1977年、アメリカ=カナダ=フランス合作。
カラー/ビスタサイズです。
【物語】
海岸沿いの小さな町に1軒の白い家があり、少女リン(ジョディ・フォスター)が詩人の父と住んでいた。ロンドンから越してきたばかりだった。
家主である夫人が訪ねてくるが、しつこく干渉してくる夫人をリンが疎ましく思っていた矢先、思わぬことから夫人は死亡する。
近所を通りかかった青年と仲良くなったリンは、協力して夫人の遺体を庭先に埋める。しかし、夫人の息子フランク(マーティン・シーン)が不審に思い、執拗に訪ねてくる。
※ご注意。映画の内容に深く触れる記述があります※
…不快なシーンが何度も続く、いわゆるイヤミスです。それは若きジョディ・フォスターやその演技ではなく、主人公の少女の生活にしつこく入り込んでくる大人の振る舞いです。
少女がひとりで暮らしていることを疑い、PTAに報告することをチラつかせる夫人や、性犯罪者の男(マーティン・シーンがねっとりと演技)がハムスターをタバコで焼き殺すシーンなど、陰湿なシーンが続きます。
肝心の、「少女が父を殺したのではないか?」「母親の死体をどうしたのか?」という謎については曖昧で、どう解釈しても良さそうです。
『ナイトチャイルド』や『サスペリア2』など、悪魔的な少女が登場する映画が何本か見られた時代の、不気味な作品です。
幼いのに一丁前の体当たり演技を見せるジョディ・フォスターは鮮烈。
『タクシー・ドライバー』よりも『ダウンタウン物語』よりも、断然この映画が凄いです。
でも生理的に好きにはなれないなあ。★★★。
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