ジュディ・ガーランドの晩年を描いた『ジュディ 虹の彼方に』を見て来ました。
同役を演じたレネー・ゼルウィガーがアカデミー賞の主演女優賞を獲得しています。
【物語】
1969年。
往年のスター、ジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は、健康や生活に問題を抱えていた。経済的にも困窮したジュディは、歌手としてロンドンのステージに立つ。しかし幼い子どもたちをアメリカに残してきた寂しさや、アルコールやドラッグへの依存から、次第に孤独感を募らせていく。
…見どころはやはり、レネー・ゼルウィガー圧巻のパフォーマンスにあります。
ロンドンでのステージ初日、不安と緊張で直前まで震えていた彼女が、ステージに立った瞬間、その歌唱力で観客を圧倒するシーンは見事です(しかも、ほぼワンカットで描ききる!)。
様々な伝記映画がそうであるように、この映画でも、才能あるスターの孤独を主題にしているようです。楽しいシーンばかりではない中で、レネー=ジュディがロンドンのゲイのカップルのアパートにやってきて、一緒に過ごすエピソードは、温かさに満ちていて胸を打たれます。それだけに、その後待ち受ける悲劇が重くのしかかります。
映画には、MGMの重鎮ルイス・メイヤーや、若き日のライザ・ミネリも登場。
MGM黄金時代のハリウッドの場面も出て来ますが、まだティーンエイジャーだったジュディ・ガーランドが仕事の名のもとにどんどんクスリ漬けになっていく姿は可哀そうでした。
★★★。
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