大ヒットゲームを山崎貴の総監督で映画化した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を見て来ました。
※ご注意。映画の内容に触れる記述があります※
「ドラゴンクエスト」をやったことはなく、そもそもゲームというものにほぼ触れずに今まで来たので、思い入れは0%です。RPGファンタジーの定番を映像化するとこうなるという見本のような映画かと思って見ていたら、終盤に仰天の展開が仕掛けられているので、そこは面白かったです。
【物語】
父パパス(声:山田孝之)と旅をする少年リュカ(声:大西利空/佐藤健)は、魔物にさらわれた母マーサを探していたが、父は魔物に倒され、自分も奴隷として連れ去られてしまう。
数年後、同じく奴隷として働かされていた王子とともに脱出に成功したリュカは、再び母を探す旅に出る。母は、魔界とこの世界をつなぐ門を開けようと企む魔物によって監禁されていた。
…一般的な知識として、この手のファンタジーには、「勇者」「魔法使い」「戦士」「スライムなどの魔物」が出てくることぐらいは知っていました。実際、クライマックスまではファンタジーとして王道の展開を見せます。しかし、最強にして最後の敵の正体が明らかになると、ちょっと唖然とさせられてしまいます。
詳しく書くのは避けますが、それは魔王などではなく、極めてメタ的なものでした。
このゲームのファンがそれを果たして受け入れるのかどうか、気になるところです。
3DCG長編アニメは、これまでにも何本かありました(悪名高き『ファイナルファンタジー』も劇場で見ています)。しかしどれも大ヒットしたとは言えない作品ばかりで、ディズニー・ピクサーやイルミネーション・スタジオの作品に大きく差をつけられているのは事実です。
この映画が起死回生の一打となるかは、残念ながら疑問です。
背景の描写はともかく、キャラクターが放つ違和感の数々…コロコロ変わりまくる大げさな表情や質感の無さ…は目につきます。
山崎貴監督は、今年はもう1本の3DCG映画を送り出しますので(12月公開の『ルパン三世』)、それを見てから判断したいと思いますが、日本では無理して3DCGを追求せず、2Dによって奥行きを表現する方法を進化させた方が良いように感じます。
★★★。
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