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2019年06月07日20:24

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ブラック不二子の誕生 『LUPIN THE ��rd 峰不二子の嘘』

小池健監督による劇場中編「ルパン三世」シリーズの第3作、『LUPIN THE ��rd 峰不二子の嘘』を見て来ました。

『次元大介の墓標』『血煙の石川五右ェ門』に続く第3作で、タイトル通り峰不二子が主役となります。

前2作と同様、1960年代後半から70年代前半が舞台となり、ギャグを抑え、ハードボイルドに徹していて良かったです。


【物語】
峰不二子(声:沢城みゆき)は、大金を横領した男とその息子である少年ジーンの家で家政婦をしていたが、追手が迫り、男は家ごと自爆してしまう。大金のありかを知っている少年を連れて逃亡した不二子は、ルパン三世(声:栗田貫一)と共闘することになるが、謎の呪術を使う殺し屋が立ちはだかる。


…この第3作にして初めて、過去2作との繋がりが明らかになり、背後に控える巨大な敵の存在が示唆されています。その敵の正体は、1・2作目を見ていれば分かります(昔懐かしいあの敵です)。

次元、五右ェ門の過去の闇を描いたエピソードは今までにもありましたが、峰不二子については珍しいです(あの異色のTVシリーズ「峰不二子という女」を除けば)。男を誘惑し、利用し、だまし取り、殺す、そのプロセスを1つ1つ追った作品は初めてではないでしょうか。

不二子自身が葛藤する描写も見られましたが、その本性はやはり闇の女。ルパンとの関係においてもなれ合いはなく、緊張感のある男と女として描かれているのが新鮮でした。

★★★。良作です。
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