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2018年11月09日16:31

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圧巻の『ボヘミアン・ラプソディ』

フレディ・マーキュリーの半生と、ロックバンド”クイーン”を描く伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見て来ました。

クイーンには特に思い入れがなく、どちらかというと監督のブライアン・シンガー(途中降板)に惹かれて見て来たのですが、音楽シーンは圧巻でした。


【物語】
1970年代初頭のイギリス。
移民出身のフレディ(ラミ・マレック)は、空港で働きながら作詞をし、音楽で食べていくことを夢見ていた。ある時、ボーカリストが降板したロックバンドのメンバーとなったフレディは、その歌唱力とパフォーマンスでバンドをスターダムにのし上げていく。
やがてバンド名は”クイーン”となり、自身をフレディ・マーキュリーと改名すると、彼らは世界の観客を魅了していく。


…撮影の終盤になってブライアン・シンガー監督が解雇され(理由には所説あるようです)、俳優出身のデクスター・フレッチャーが引き継いで完成させた作品。カリスマであるフレディ・マーキュリー役のキャスティングも難航し、結局はラミ・マレックがフレディ役を演じるに至っています。

前述の通り、ライブシーンは圧巻の一言に尽きます。

特にクライマックスの伝説のライブシーンは、うねりとなった観客の熱狂とステージ上での演奏・パフォーマンスが一体化してスクリーンから飛び出し、観客を包み込む、凄まじいまでのエネルギーの炸裂が体感できます。
(このシーンはどちらの監督が撮ったものか。気になるところです)

これは間違いなく、IMAXかドルビー・アトモス仕様の劇場で見ることを推奨します。

カリスマ・アーティストを描いた映画は数多くありますが、若き日のデビューの喜びあり、女性とのロマンスあり、仲間の対立あり…と定石を踏まえつつも、常にファンを大切にし、ファンを喜ばせるために全力を尽くすことが丁寧に描かれていて、映画の作り手によるクイーンへの愛を感じさせる出来でした。

今まで大スターとは言い難かったラミ・マレックは、この映画で間違いなくその第1歩を踏み出すことと思います。彼なくしては成り立たなかった映画です。


冒頭の20世紀FOXのロゴに”遊び”があり、この時点で映画の世界にぐっと引き込まれます。
★★★★。
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