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2018年09月10日01:37

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女力士と活動家 『菊とギロチン』

瀬々敬久監督の新作『菊とギロチン』を見て来ました。

大正時代の活動家と女力士が出会っていたらという、面白い発想から生まれた3時間の大作です。


【物語】
大正12年、関東大震災の直後。
アナーキストの中濱鐡(東出昌大)、吉田大次郎(寛一郎)らは、警察幹部や銀行重役を襲撃し、革命を目指していたが、思うように活動が進まず、警察の手が迫る一方だった。
アジトを移した中濱たちは、そこでたまたま女相撲の興行を見物し、女力士たちとの交流が始まる。新人の女力士・花菊(木竜麻生)と大次郎の2人は、互いに惹かれ合うようになるが…。


…100年前のアナーキストたちを描いた映画も、女相撲と女力士たちの生活を描いた映画も、ほとんど無かったように思います。どちらの知識もない状態で見たので、非常に新鮮でした。

青春映画の形をとってはいますが、困難な時代に抗おうと必死に生きる若者たちの怒り・やるせなさが痛切でした。結局のところ、時代の波に流されていく姿が悲壮ですが、不思議と湿っぽい感傷はなく、その熱量の高さは心に残ります。

スターや若手タレントをほとんど使わず、女力士たちもいい顔の役者を揃えて、3時間の長尺も飽きさせません。

★★★。
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