俳優のジェームズ・フランコが出演と監督を務めたSFアクション『フューチャー・ワールド』を見て来ました。
この映画、予告編からして『マッドマックス/怒りのデス・ロード』の二番煎じのような気がしておりましたが、それどころか、悪びれることなく100%『デス・ロード』そのものの世界観なので驚かされます。
【物語】
第三次世界大戦が終結し、文明が崩壊した近未来。
平和なコロニーで暮らす青年プリンス(ジェフリー・ウォールバーグ)は、病気の母(ルーシー・リュー)を救うため、薬があるという伝説のビーチを目指して旅立つ。
しかし、略奪を繰り返すならず者集団”レイダース”のボス、ウォー・ロード(ジェームズ・フランコ)に捕まったプリンスは、コロニーへ案内するよう強要される。ところがその途中、ウォー・ロードの連れていた女ロボット・アッシュ(スーキー・ウォーターハウス)が反乱を起こし、プリンスを助けて逃走する。
…ジェームズ・フランコ、ルーシー・リュー、ミラ・ジョヴォヴィッチの3人が共演するとなれば面白そうなのに、見事に面白くないのは、『怒りのデス・ロード』をあまりに忠実にトレースし過ぎたせいでしょう。この3人、共演といっても3人そろう見せ場はなく、観客の想像とおりの末路を迎えるので、救いようもありません。
特にミラ・ジョヴォヴィッチが酷い(脚本と配役が)。『バイオハザード』のアリスがそのまま抜け出てきたような設定なので期待してしまうのですが、見事に裏切られます。
戦争前のロボットが再起動し、主人公を助けるというのはちょっと面白いのに(それだって『ターミネーター』あたりが元ネタでしょうが)、その設定も生かされないまま尻すぼみに。
★★。久しぶりの酷い映画。
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