『カリフォルニア・ダウン』の監督・主演コンビによる怪獣映画『ランペイジ 怪獣大乱闘』を見て来ました。同名ゲームの映画化です。
真面目に作られた怪獣映画でないことは予告編からも明らかで、果たして本編もその通りだったのですが、この手の映画に目がない者としては満足です。
【物語】
宇宙ステーションで実験中だった、新種のDNAを合成したウイルスのカプセルが事故で地球に落下する。落下地点はアメリカの国立公園であり、ウイルスに触れた動物たちが巨大化。新たな攻撃能力を持ち、人びとに襲い掛かる。
…巨大化するのはゴリラ・オオカミ・ワニの3頭で、このうちオオカミにはコウモリのような翼が生え、ワニは地底怪獣<バラゴン>のような巨大サイズに。ゴリラだけが、主人公の動物学者(もと米軍特殊部隊所属!)のドウェイン・ジョンソンと手話で意思の疎通ができ、彼が心を取り戻せるかが物語の焦点となります。
登場人物が超ステレオタイプなのが逆に新鮮なほど。ウイルスを作り上げた巨大企業のCEO(姉と弟という設定)は諸悪の根源で、怪獣を退治する米軍大佐は主人公のアドバイスを聞かないタイプ。科学者役のナオミ・ハリスにはあまりいい見せ場はありませんが、頑張ってはいます。
ドウェイン・ジョンソンはいつも通りのヒーロー役に徹し、安心して見ていられます。
ゴリラ以外の2頭に作り手の愛情が感じられず、ただ人間を襲うだけの怪獣だったことに物足りなさがありました。この点は、我が愛する東宝怪獣映画の見せ方の上手さには遠く及びません。
しょうもない映画なのですが(笑)、嫌いではありません。★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する