mixiユーザー(id:525191)

2017年10月05日10:22

176 view

自民か希望かーー国政を託せる政治家・政党を見極めよう

 小池都知事は「都政でしっかり頑張る」と衆院選不出馬をあらためて明言。出馬は100%ないかという質問にも、「最初から日本語でそう言っている」と否定。都知事職の投げ出しという最悪の無責任は、避けられそうです。都政で結果を出して、東京から日本を変えるという考えは、まっとうな姿勢だと思います。
 小池氏が出なければ、希望の党が今回の衆院選で昨年の都議選のように一気に大躍進する可能性は、なくなります。同党は政権交代が可能な過半数をめざし、233の選挙区に候補者を擁立する方針。全国の小選挙区で、自公と希望の争い、希望と民進系の食い合いが烈しく行われることと思います。

 ところで、希望の党は衆院選の公認候補に「政策協定書」を示し、署名を求めました。協定書には、今回の選挙公約に並べる政策が含まれていると見られます。10項目あり、次の項目が注目されます。(内容は最終段階では若干修正されたようです)

・安保法制は憲法に則り適切に運用。不断の見直しを行い現実的な安保政策を支持
・憲法改正支持
・消費税10%への引き上げ凍結容認
・外国人への地方参政権付与反対

 小池氏が挙げていた”原発ゼロ”が入っていませんね。これは賛否とも容認ということでしょうか。
http://www.sankei.com/politi…/…/171002/plt1710020126-n1.html

 安倍首相は、政権を維持するため与党で過半数を目標としており、過半数を取れば、政権は安泰。これが、かつてない危機にある日本にとって、最善の道です。国防、経済はもちろんのこと、外交においてもそれが言えます。日本だけでなく、いまや米国を含む国際社会にとっても、安倍氏が日本のリーダーであることが、協調と安定の要となっています。
 しかし、もし自公が過半数割れすれば、安倍氏は責任を取って退陣ということになります。その場合、希望を中心とした野党の結集で、立憲民主党、社民党、共産党までの連立政権を組むことは、民進党の分裂の経緯、希望の党の選別基準から見て、あり得ません。そこで、自公プラス希望ないし維新による連立政権を組む可能性が高いと思います。その場合、安倍氏に替わって誰を首班に立てるかが最重要ポイントとなります。自民党からポスト安倍を立てるのか、少数党から党首を立てるのか。小池氏が衆院に出なければ、希望も維新も党首は地方自治体の知事ゆえ国会議員ではありませんから、後者の線はほぼゼロでしょう。また、公明からは宗教色が強いので、国民の反発が起ります。

 希望の党は小池氏一人が取り仕切っている感じですね。もともとそういうタイプの政治家なのでしょうが、そのうえ、右腕、左腕となる人材、肝胆相照らす腹心の同志を持っていない。側近の若狭氏は、政治家としてはいかにも経験不足ですし、秘書役としてもワンマン女性社長の胸中を摑み切れていない。昨年の都議選からのわずか1年程度の付き合いですしね。また、小池氏は、細野氏ら民進党から早く合流した政治家を信用しておらず、重要なことを任せられないのでしょう。

 ここへ来て、小池氏が国政に進出するまで、都民ファーストの会のマスメディア向けの顔となり、同会都議団の幹事長をやっていた音喜多駿都議が、同会を離脱。
 音喜多氏は、離党の理由について、次のように発言。「小池知事の政治姿勢に疑問を持った。二足のわらじが悪いわけではないが、都政は豊洲移転問題や東京五輪を控える中で、都政を片手間にして国政に手をかけることが果たして正しいのか」「小池氏は『都民』の代表を『知事に専念する』と言って都議選後に突然辞めた。国政政党をつくって代表になるのは受け止めきれない」「有権者の期待を裏切った面もあるし大変申し訳ない。掲げた政策を実現するスタンスに変わりはなく、長く知事を支えてきた私が離れるのは、よっぽどのことがあったと思っていい」
 また、都民ファーストの会について、次のように発言。「意思決定のプロセスが不明瞭でブラックボックスな状態になってしまっている。言論規制もあるし、メディアで自由に発言できない。会派運営が未成熟。国政に手をかけるのは順番が違う」
 おやおや、希望の党の今後が思いやられますね。
http://www.sankei.com/.../news/171004/plt1710040093-n1.html

 衆院総選挙は、政権の継続か交代かを決める選挙であり、どの党の誰を日本の最高指導者とし、国政を託すかを決める選挙です。しっかり見定めて、貴重な一票を投じましょう。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する