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2017年04月17日10:13

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北朝鮮のミサイル攻撃から、どう身を守るか

 北朝鮮が日本を攻撃した場合、どう身を守るか。国民は政府の警報システムや避難方法をほとんど学習していませんし、ごく一部を除いて対応訓練も行われていません。
 わが国は世界唯一の核兵器の被爆国でありながら、核攻撃を受けた際の基礎知識すら国民に教育せず、世界で初めてサリンを使ったオウム真理教のテロ事件を経験していながら、化学兵器への対応の周知も怠ってきました。
 いざとなったとき、何の備えもしていないと言っても過言ではないでしょう。戦後の日本人が現行憲法第9条のもとであっても出来ることをしてこなかったツケは、あまりにも大きいです。

 今朝の産経新聞は、Jアラート(全国瞬時警報システム)、ミサイル迎撃後の被害、身の守り方等について記事を書いています。政府が緊急テレビ放送、緊急公報紙の発行等をして、国民に周知すべき内容です。要点を抜粋します。

 「北朝鮮によるミサイルの脅威が現実化した際には住民への早期伝達、迅速な避難が命を守る鍵となる」「ミサイル発射を確認し、防衛省の情報をもとに政府が「日本に飛来する可能性がある」と判断した場合は、総務省消防庁を通じてJアラートで発射情報を発信。領土や領海に落下する可能性があれば屋内避難が呼びかけられ、落下場所の情報が伝えられる。伝達手段は防災行政無線によるアナウンスのほか、ケーブルテレビやコミュニティーFM、スマートフォンや携帯電話のエリアメール・緊急速報メールなどもある」
http://www.sankei.com/affairs/…/170416/afr1704160021-n1.html

 「ミサイル迎撃に成功したとしても、それで国民の安全が確保されるとはかぎらない。ミサイルの破片や猛毒が飛散して害を及ぼす恐れがあるからだ」「PAC3が迎撃する弾頭は超音速で落下。重さ約300キロのPAC3が衝突すれば、無数の落下物が広がることは確実だ。核・生物・化学(NBC)兵器が搭載されていない弾頭の迎撃に成功しても、甚大な被害が発生する恐れがある」「弾道ミサイルにNBC兵器が搭載されている場合、毒性物質が飛散しかねない」「核弾頭の場合、通常は起爆装置が何重にもロックされており、迎撃時の衝撃で起爆することは考えにくいが、起爆時には電子機器に深刻な被害をもたらす電磁パルス(EMP)の発生が考えられる」
http://www.sankei.com/politi…/…/170416/plt1704160019-n1.html

 「ミサイル発射が確認された場合の避難先」は「堅牢な建物。理想は地下街」「周囲に建物や地下街がない場合は、頭を抱えて地面をはったり、しゃがんだりするのが有効」「車に乗っている場合はガソリンに引火する恐れがあるので、下車して地面に伏せる必要がある」「化学剤や生物剤を使った攻撃が疑われる場合には口と鼻をハンカチで覆い。密閉性の高い屋内や風上の高台など、汚染のおそれのない安全な場所へ避難する」(14版22面)

 皆様、ご用心なさってください。

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