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2016年07月13日21:14

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北見富士に登った

北見富士に登ってきた。この山は5度ぐらい登山口に向かったり登ったりしたのだが完登できずにいた。1度目は知床岳敗退のあと道具の不備で撤退、二度目は登山口に着くも雷で敗退、三度目は留辺蘂から丸瀬布までの道道が通行止め、四度目は石北峠側にある林道から登山口に行こうとしたが途中に倒木があり撤退、5度目は冬に取り付いたがコースを考えずに登ってしまい時間切れ敗退だった。
この前の土日は職場の都合で勤務、今日は日曜日分の振替だった。翌日の勤務のことも考え手短に登れてそんなに遠くない山ということで完登を意識して出かけた。

前日勤務終了後7時前に出発旭川に10時頃ついた。旭川健康ランドで大ジョッキのビールを飲むつもりだったがレストラン?が閉店してしまっていた。残念。風呂に入り缶ビール飲んで本を読んで寝るが職場のやつのことを考えてしまいなかなかうまく寝られなかった。ノイローゼなのか?俺。
翌日6時過ぎに起床して風呂に入り出発。吉野家で朝ご飯食べて層雲峡のセブンイレブンで行動食などを買いつつ移動。国道39号から留辺蘂と丸瀬布をつなぐ道道に入る。北見富士林道にはいるのだが勘違いして通り過ぎてしまい引き返す。
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途中伐採作業してる脇を通り進むと倒木が道をふさいでいた。よく見てみるとそのまま踏みつけて車が通った跡があったがパンクしたら目も当てられないのでのこぎりで枝や切ることのできる幹を切ってゆっくり通った。のこぎりを持参したのは前回の教訓を生かしたものだ。三十分ぐらいかかったと思う。
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登山口着。写真は下山時にとったもの。駐車できるスペースがあり保安林の看板とピンクテープがある。少し行くとカーブの標識と50号林道の表示がある。登山道というか踏み跡は50番林道より北見側にありピンクテープとブルーテープが下がっていて明白な踏み跡があった。
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9:36頃、登山開始。少し林道を歩き左手にあるブルーとピンクのテープのところから入った。
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意外と踏み跡がある。自分の想像ではものすごい笹薮を必死に漕ぐイメージだったのですごい意外だった。笹も膝か高くても腰までこない感じだったように記憶している。ピンクテープが時折ありそれを頼りに歩くが登りは尾根を意識して藪の薄いところを探して歩けばまあまあ踏み跡と合流できたりピンクテープを見つけられたりしていた。
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そのうち笹薮がなくなり松?の中を歩くようになると思ったより快適で楽しい。拍子抜け感も微妙にあったりするのだけど。
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踏み跡がシダで隠れたり倒木で分からなくなったりしつつも笹薮の壁に弾かれるとか全然ないので適当に登れば踏み跡に合流する。そのうちだんだん尾根が狭くなり少し斜度もつき高山の雰囲気が少し出てくる。ここら辺から20歩歩いたらハーハーゼーゼーで座り込んで休みまた歩く感じになる。十日ぐらい全く運動していないのですっごく答える。しんどかった。
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10:41頃からだんだん空が広くなってきて頂上感が出てきた
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10:43頃山頂。鋭角的な山なので山頂は狭いのかなと思ったが思ったより広かった。ネットの他の記載通り眺望は木々に囲まれてない。腰をかけるのにちょうど良い岩があってそこで腰を下ろしてどら焼きを食べた。うまい!山頂で食うものはなんでも美味い!

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10:50頃下山開始。

なんか良い雰囲気の道からシダの道、倒木の山を歩く。
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シダから植生が笹に変わる。途中落とし物を拾いに戻り笹原で道を失い右往左往してしまう。GPSがないともしかしたら道迷い遭難したかもしれない。
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11:42頃、林道に出て登山終了
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帰り、武利岳の登山口と通行止めを見に行く。運転途中で一匹のダニが俺の体を登ってきてるのを見つけたので殺虫スプレーで殺して捨てる。
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武利岳の登山口には一台の車もなかった。天気もガスがかかり始めたし平日だしそんなものなのだろう。武利岳の登山口からの移動でまた一匹マダニが上がってきた。
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温根湯の国道にある福住でそばとカツ丼のセットを食べた。千二百円。体を動かした後はなんでも美味しい。
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その後温根湯の大江本家というところの温泉に入った。七百円で入口の自販機で券を買ってフロントに提出してそのまま一階の奥の浴場までまっすぐ歩く。客は自分以外では一人しかいないようでほぼ貸切だった。広くてお湯がドバドバでて硫黄の香りが充満して素晴らしい温泉だった。温根湯の違うホテルには行った時はあまり印象には残らなかったがここの温泉はとても印象的だった。洗い場は20人ぐらいで露天風呂は二つ浴槽がある。サウナは乾式と湿式の二つあるが三時からの稼働で電気がついていなかった。奥の方の露天の浴槽はお湯が流れ放題で素晴らしい。本当に掛け流しだ。もう一人の客は3時から稼働する乾式サウナにはいり横になっていた。寝そべりたかったのだろうか。そういえば入浴前にトイレに入るとまたマダニが上がってきていたので流した。
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その後生田原、遠軽、湧別をとおり紋別にでた。そこで惣菜を買い物してオホーツク海側を北上して帰宅した。

感想としては前回のイドンに引き続き残していた課題を終えられてよかった。喉痛で登り始めから慣れるまでは咳と痰が酷く苦痛だった。それはそのうち落ち着いてきたのだけど耳管解放症が出始めて参った。あと運動不足が響いて登りが本当に苦しかった。下山は登山口近くの笹原が道迷いしてしまった。初心者はGPS必携だろう。
山は案外踏み跡がしっかりしていたのだけど笹原で踏み跡を見失うとたまたま歩いて合流しない限り目視で踏み跡を見つけ出すのはかなり難しいだろう。もしこの笹わらの道が定期的に刈り払われれば夏山ガイドに載せてもいいのかもしれないが現状で載せてしまったら遭難騒ぎが起きるかも。
他の人たちのブログなどでは倒木で荒れてて麓から見た山容以外は百名山の魅力はないみたいな描かれ方されてたけど、そんなんでもないかなあとなんとなく思った。道新の北海道の百名山のこの山の文章は少し他の山の記載のされ方とは違いいい文章だと思う。
今度の3連休も晴れる見たい。一日はどこか山に行きたい。これでこの山を終えられてよかった。
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