これまでに何度も映画化されている、シェイクスピアの4大悲劇のひとつの新たな映画化『マクベス』を見てきました。
オーソン・ウェルズやジョン・フィンチが演じてきた悲劇の王マクベスを、マイケル・ファスベンダーが演じています(三船敏郎も数に入るか)。
【物語】
内乱が続くスコットランド。
ダンカン王(デビッド・シューリス)の信頼の厚い領主マクベス(マイケル・ファスベンダー)は、ある戦いのあと、戦場で魔女に出会い、マクベスが将来の国王になるであろうという予言を受ける。マクベスの妻(マリオン・コティヤール)はこれを喜び、野心に燃える2人は、ダンカン王を暗殺する。
やがて、玉座のために戦友までも殺してしまったマクベスは、次第に心を病んでいく。
…『プロメテウス』では、『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥールに傾倒する端正なアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーが、野獣のような暴君を演じる時代劇です。夫を権力の座のつかそうと画策する妻役のマリオン・コティヤールも適役でした。殺した者たちの亡霊に憑りつかれ、手が付けられなくなっていく夫を、最初は叱咤していたのが、だんだん恐怖にかられていくという難役でした。
どんな映画であっても学ぶべき要素があるものですが、この映画については、権力の魅力に憑りつかれてはいけないといったところでしょうか。今のところその心配は無さそうです。
救いのない、どっと疲れる2時間でした。★★★。
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