WOWOWとTSUTAYAの”発掘良品”のコラボで、埋もれた名作(この言い方は好きではないですが)を放送する企画として、『ブラジルから来た少年』と『カプリコン・1』が連続放送されました。
いずれもDVDでは見られますが、高画質なHD映像で見られるの貴重な機会でした。
近いうちにブルーレイディスクが出る可能性はありますが、ひとまずはBD録画です。
●『ブラジルから来た少年』(1977米=英)
「ローズマリーの赤ちゃん」のアイラ・レヴィンの原作を、フランクリン・シャフナー監督で映画化した日本未公開のサスペンス。地味な作品ですが、本邦未公開なのが不思議な良作です。
ナチ戦犯を追うユダヤ人(ローレンス・オリヴィエ)が、ヨーゼフ・メンゲレ博士(グレゴリー・ペック)とネオ・ナチの陰謀を知り…という物語。
前述の2人のスターに加え、ジェームズ・メイスン、マイケル・ガフ、スティーブ・グッテンバーグ、ウォルター・ゴテル(007シリーズのゴーゴル将軍!)らが共演しており、豪華です。
グロテスクな物語で、クライマックスもグロテスク。アカデミー賞3部門にノミネートされた、キワモノすれすれの映画です。
グレゴリー・ペックのパラノイアぶりを見よ!
●『カプリコン・1』(1978米=英)
ノリにノッていたピーター・ハイアムズ監督の傑作の1つ。
人類初の有人火星飛行が失敗。しかしNASAは、資金が打ち切られるのを恐れて失敗を隠し、スタジオで撮影した火星着陸のニセ映像を流すことに。生きているとマズいことになった飛行士たちはNASAに追われ、決死の逃亡を図ることに。
設定はSFでもサスペンス・アクションの傑作です。
ゲスト出演しているテリー・サバラスがいい味を出しています。
…どちらの映画も超のつくほどの高画質でした。
そしてこの2作、偶然にも、両作ともジェリー・ゴールドスミス御大が作曲しています。いずれも名曲です。
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