続いて見たのが『クリード チャンプを継ぐ男』です。
ロッキー・シリーズの最終章であり、傑作でもあった『ロッキー・ザ・ファイナル』が有終の美を飾ったと思っていたので、スピンオフ的な続編はどうかと思っていましたが、なかなかどうして立派な映画でした。
シリーズを通してのもう一人の立役者である、アポロ・クリードの息子という大役を演じたマイケル・ジョーダン(新生『ファンタスティック・フォー』のヒューマン・トーチ役であるのにあとで気づいた)も良いのですが、何よりもシルベスター・スタローンがここまで名演を見せたことに感動しました。
マイケル・ジョーダンとスタローン、師弟関係の2人が静かに本音で語り合う食事のシーンが好きです。この食事(マカロニのようなもの)をロッキーが一人で作ったのかと思うと、それだけでも泣けてきます。
病気と闘う老境のロッキーであっても、目の奥の優しさは1作目から変わらず、このシリーズを生涯大切にしてきた初老のハリウッド・スターの執念が結実したかのようでした。
作品自体は、大昔からあるスポーツ映画の王道の域を超えてはいないのですが(実力で這い上がった主人公が逆境と挫折を味わいつつ大試合にのぞむという典型)、そういうことは問題ではないでしょう。
★★★。
※意外な形でボンド映画が劇中に登場。MGMつながりか。
ログインしてコメントを確認・投稿する