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2015年11月12日09:19

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「今こそ憲法改正を!武道館1万人大会」が開催

 11月10日「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の主催により、東京千代田区の日本武道館で「今こそ憲法改正を!1万人大会」が開催された。私は、賛同者の一人として、友人たちとともに参加した。
 場内は最上列の席までびっしり人が入り、来場者は1万1千3百人を超えた。また、82名の国会議員(代理含む)が参加した。
 最初に主催者を代表してジャーナリストの櫻井よしこ氏が挨拶し、「日本の神髄を凝縮して表現していなければならないのが憲法前文ですが、現在の前文は実は外国のさまざまな文章の寄せ集めです。現代風にいうと「コピペ」であります。そこには日本の歴史も、私たちのご先祖が大切にしてきたさまざまな価値観も、全く反映されていません」「来年7月の参院選を一つの目標として、憲法改正の実現に向けて、全員の力を結集してまいりましょう」と訴えた。
 来賓として、外国人が2名挨拶した。インド政策センター教授のブラーマ・チェラニー氏は「憲法改正なくして日本の再建はあり得ません」と断じ、「日印の協力でアジアの平和を守っていきましょう」と呼びかけた。またベトナム外務省元顧問局長のディン・ホアン・タン氏は、「中国の拡張主義は実に利己的で地域のみならず世界の安全を脅かしています」「日本の平和と安全のためだけでなく、アジアと世界の平和と安全のためのものとして憲法改正を支持します」と熱烈に語った。
 会場には、インド・ベトナムを含む8カ国の若者30名が参加していることが紹介された。
 自民党総裁の安倍晋三首相は衆院予算委員会のため欠席したが、「21世紀にふさわしい憲法を私たち自身の手で作るべき時です」「私たち自身の手で憲法をつくるという精神こそが、新しい時代を切り開いていくことにつながるものである。私はそう考えます」とのビデオメッセージを寄せた。
 次世代の党の中山恭子代表は、「この憲法に忠実にあろうとすればするほど、日本が独立国家としての体をなさなくなり、平和の維持すら危うくなってしまいます」「長い歴史と伝統を持つ、日本の心を大切にした、日本人自らの手による自主憲法を制定しなければなりません」と決意を語った。
 提言者の一人として、米カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏は、「9条で軍事力を奪ったのもアメリカのためなんです。アメリカの国益のためなんです」「米国が私たちを守ってくれるという依存症が日本国内に蔓延しています。日本人はそうした病を早く払拭すべきだと思います」と述べた。
 『永遠の0』の作家・百田尚樹氏が監修する憲法改正の啓発映画の予告編が上映された。ナレーターの俳優・津川雅彦氏は「日本国憲法は日本を守るどころか、日本を滅ぼしかねない危険性を持っている」と指摘した。この映画は年内完成がめざされており、各地の啓発活動に活用されるだろう。
 意見表明者の一人として、熊本大学教授の高原朗子氏は、女性が憲法改正を語る「なでしこの集い」の活動を報告し、「47都道府県のうち埼玉・神奈川以外は女性の方が多いのです。国民投票の勝利を女性の力で成し遂げましょう」と訴えた。
 大会スローガンとして、「憲法改正1000万賛同者を拡大し、国民的大議論を巻き起こそう!」「国会は国民の声を受け止め、すみやかに国会発議を実現し憲法改正の国民投票を!」が掲げられ、決議文が採択された。
 決議文は、自民党、民主党、大阪維新の会、次世代の党の各党代表者に手渡された。
 司会は、政治ジャーナリストの細川珠生さんが行った。さわやかで明るく、和らぎのなかに力強さがあり、素晴らしい司会だった。随所で女性のパワーを感じる集会だった。
 この日をきっかけに憲法改正運動は、来年に向けてさらに拡大していく。日本を愛し、日本の再建を願う皆さん、家族・友人・地域の人たちなどに、広く憲法改正の必要性を伝えていきましょう。

※動画のご紹介
https://www.youtube.com/watch?v=yCDQaRYrmkQ
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