日本ではブルーレイ化されていない、小林正樹監督の傑作『怪談』の北米盤ブルーレイディスクが到着しました。1965(昭和40)年の東宝映画です。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の原作を、小林正樹監督が執念で映画化した大作。
上映時間183分、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した、堂々たる名作です。
全4話からなるオムニバス形式の作品。
若い武士(三国連太郎)が死んだ妻の霊に憑りつかれる「黒髪」。
極寒の雪山で雪女(岸恵子)と遭遇した男(仲代達也)の顛末「雪女」。
平家の怨霊(丹波哲郎)と対峙した盲目の僧侶の物語「耳無し芳一の話」。
そして、最怖の不条理エピソード「茶碗の中」。
どのエピソードをとっても第一級の映画美術と映画音楽、至高の映像美に満ちた傑作ばかりです。
東宝から出ているDVDも映像の再現度は優秀なのですが、やはり2KデジタルスキャンからHD映像を再現させた本クライテリオン盤は最高!冒頭の「怪談」タイトル・ロゴの、毛筆で書かれた半紙の繊維までもがクッキリ見える超高精細さはもはや衝撃的です。
小林正樹監督のインタビューやラフカディオ・ハーンの解説映像(新収録)などの特典映像も充実しています。
まさに今年マスト・バイな1枚の登場です。
(画像左は国内盤DVD)
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