今年のアカデミー賞で主演女優賞(リース・ウィザースプーン)と助演女優賞(ローラ・ダーン)にノミネートされた『わたしに会うまでの1600キロ』を見て来ました。
実話がもとになっています。
【物語】
1995年。
母の死や自らの離婚で私生活が荒み、心身ともにボロボロになったシェリル(リース・ウィザースプーン)。
たまたまの思いつきで、アメリカ西海岸の砂漠や山岳地帯を歩いて踏破する”パシフィック・クレスト・トレイル”に挑戦することを思い立ったシェリルは、過酷な徒歩の旅に身を投じる。
3か月にも及ぶひとり旅が始まる。
…灼熱の砂漠あり豪雪の雪山ありの過酷な徒歩の旅は、トレッキングなどという生易しいものではなく、ほとんどサバイバルに近いものでした。トレッキングコースと言っても整備されている遊歩道ではなく、ほぼ自然のままのケモノ道をひたすら歩き続けるのみです。その距離1600キロ。
途中途中の郵便局で、友人などからの救援物資(食料品や着替えなど)は送られてくるものの、同行者もほとんどいない孤独な旅。その中で、主人公のシェリルは生き方を見出していきます。
トレッキング初心者の主人公が、テントの張り方も分からず、湯も沸かせない状況のなか悪戦苦闘する姿が可笑しくもあり、哀しくもありました。
旅の道中で思い出すのは母(ローラ・ダーン)とのことがほとんど。
若くして亡くなった母との、良い思い出も悪い思い出も抱え込みながら、人生の縮図のような旅を続ける主人公役のリース・ウィザースプーンが、まさに体当たりの演技を見せます。
★★★。
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