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2015年05月14日08:49

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中国が佐渡島を占拠し首都中枢を攻撃という日米合同軍事演習が行われた

 日本人は今、尖閣、対馬には目を向けているが、佐渡は死角になっている。中国は尖閣、対馬に関心を集めておいて、佐渡を取る。そういう作戦が想定される。この件については、昨年10月に拙稿「新潟・佐渡が中国に狙われている」を書いた。
http://www.ab.auone-net.jp/~khosoau/opinion12v.htm
 上記の拙稿は、新潟県民で中国の土地取得問題に取り組んでいる人や防衛問題に関心の高い人には、憂慮を共にするものとなったが、そこまでは考えすぎではないかと思う人も多いことだろう。
 だが、実は、昨年末日本の自衛隊と米軍は、中国の佐渡島占領を想定した合同軍事演習を行っていた。このことを伝えたのは、「週刊文春」4月2日号の「『首相官邸』を中国特殊部隊から防御せよ!」と題された記事である。
 最初に、私なりに記事を要約し、私見を述べる。次に記事からの抜粋を掲載する。

 要約: 「昨年末、戦後初となる画期的な日米合同演習が極秘で行われた。日本海の海底油田の独占を図った人民解放軍『特殊任務旅団』の20個の特殊任務中隊が、作戦拠点として佐渡島を占領、実効支配した。それに対して、日本は、約5万8千人の島民を避難誘導し、日米軍による奪回作戦が行われた、とのシナリオに沿って演習が行われたものである。隠されたシナリオは南西諸島の奪回作戦であり、佐渡島はダミーとも見られる。
 演習では人民解放軍が首都圏にまで攻撃を行うことが想定された。通常弾頭の弾道ミサイルが羽田・成田両空港、航空基地、新潟の港等を、巡航ミサイルがダム、原発等を襲う。コマンドゥ部隊が政府中枢をターゲットにした破壊工作を首都圏で敢行する。ターゲットは日本銀行、放送施設、国家石油備蓄基地、要人暗殺等。最大のターゲットは首相官邸である。人民解放軍の三個中隊が首相官邸へ、五個中隊が国会議事堂へ投入される。官邸には官邸警備隊がいるが、保有武器は機関拳銃のMP5に過ぎない。国家中枢が麻痺することは自衛隊の作戦に重大な影響を及ぼす。首相官邸を防御せよ!それこそが人民解放軍との戦いにおける自衛隊の最も重要な任務となる。
 人民解放軍は毒ガスのなどの化学兵器や、T2−マイコトクシンなどの生物兵器も使用する。被害は想像を絶する。日本国民の厭戦気分を高めさせ、戦争継続能力を妨害することにも、目的がある。サイバー攻撃も行う。すべての戦闘は、佐渡島を完全奪回するまで約3週間続く。
 軍事演習の最中、陸上自衛隊やアメリカ陸軍の幹部の間では、幾度も『リアルなシナリオ』という言葉が飛び交ったと伝えられる。
 この演習は、戦後初めて、自衛隊が主体となって戦い、アメリカ軍は支援を行うという形が採られた。また今回初めて、陸上自衛隊のトップである陸上幕僚長が作戦上の最高司令官とされた」

 大意上記のような記事なのだが、佐渡島については、中国が占拠、日米が奪回という作戦の演習が行われていたことによって、中国が新潟・佐渡を狙っているという推測が、単なる空想ではないことが裏付けられた思いである。
 だが、記事が中国が佐渡を取るために首都中枢・首相官邸までを攻撃すると書いている点については、疑問がわく。一体、このシナリオにおける人民解放軍の戦争目的は何かである。首都中枢への攻撃は、単に佐渡を取るために国家中枢をマヒさせたり、国民に厭戦気分を高めさせたりするためではなく、日本そのものを支配するためだろう。そう考えると、佐渡またはそれをダミーとする南西諸島への攻撃は、それらの島嶼を略取することが戦争目的ではなく、戦争目的は日本を支配することであり、そのための第1段階としての島嶼部侵攻と位置付けられる。
 私はこのような疑問を抱くので、文春の記事が日米合同軍事演習のシナリオをどこまで正確に伝えているか、報道にリークしてない重要な部分があるだろうと推測する。
 以下は、週刊文春の記事の抜粋。

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●『週刊文春』(27年4月2日春の特大号)「『首相官邸』を中国特殊部隊から防御せよ!」

 「昨年末、さまざまな意味で『戦後初』となる画期的な日米合同演習が極秘で行われた」
 「2週間以上にわたって中国の動きにあらゆるシーンでどう対応すべきか、演習が行われた」
 「『これほど可能性の高いシナリオに沿って演習を行ったのは、間違いなく戦後初めてです』(日米安全保障関係者)」
 「『自衛隊が主体となって戦い、アメリカ軍はあくまで支援に回る形が採られていた意味で、画期的な演習だった』(自衛隊OB)」
 「想定されたシナリオは、佐渡島奪回作戦だった。『日本海の海底油田の独占を図った人民解放軍<特殊任務旅団>の20個の特殊任務中隊が、作戦拠点として新潟県西部の佐渡島を占領、実効支配したという想定です。それに対して、日本は、邦人救出と国民保護法の稼働によって約5万8千人の島民を避難誘導。そして日米軍による奪回作戦が行われた、とのシナリオに沿って演習が行われました』(日米安全保障関係者)」
 「実は隠されたシナリオは南西諸島の奪回作戦なのだ」「シナリオは佐渡島奪回にとどまらない。その後、人民解放軍が首都圏にまで攻撃を行うことが想定されている」
 「事前に違法入国していた人民解放軍の『コマンドゥ旅団』のコマンドゥ部隊が、日本政府中枢をターゲットにした破壊工作を首都圏で敢行する」
 「コマンドゥ部隊が、大量破壊兵器を使用。毒ガスなどの毒性化学物質を用いた化学兵器攻撃と、ウイルスや細菌を使った生物兵器攻撃が行われる。コマンドゥ部隊はそれらの兵器を手に、国家中枢機能への直接攻撃を行う」
 「コマンドゥ部隊のうち、三個中隊が首相官邸へ、五個中隊が国会議事堂へ投入される。官邸には官邸警備隊がいるが、保有武器は機関拳銃のMP5に過ぎない」
 「同シナリオでは首相官邸こそが最大のターゲットとされた。国家中枢が麻痺することは自衛隊の作戦に重大な影響を及ぼす。首相官邸を防御せよ!――それこそがコマンドゥ部隊との戦いにおける自衛隊の最も重要な任務となる」
 「コマンドゥ部隊が生物兵器を使用するのは、日本部隊が前述の<佐渡島奪回作戦>を行った直後のことだ。後方攪乱のために準備される作戦である。そして<佐渡島奪回作戦>の進捗に合わせて、生物兵器のターゲットは拡大される。国家中枢施設の他に、渋谷、新宿、池袋、東京といった膨大な市民が行き交いする各駅や各地の浄水場でも『T−2マイコトクシン』を噴霧器で拡散。さらに炭疽菌やリシン(潜伏期間は約1日と長いが、使いやすく致死性がある)の攻撃も想定されている。生物剤や化学兵器の被害は、想像を絶する。直接的な被害はもちろん、精神的なダメージも甚大だ。日本国民の厭戦気分を高めさせ、戦争継続能力を妨害することにもう一つの目的がある。シナリオには、放射性核物質の拡散や原発施設への攻撃、さらにサイバー攻撃までもが記されている」
 「すべての戦闘は、佐渡島を完全奪回するまでの約3週間続くとしている」
 「軍事演習の最中、陸上自衛隊やアメリカ陸軍の幹部の間では、幾度も『リアルなシナリオ』という言葉が飛び交ったという」
 「今回は初めて、陸上自衛隊のトップである『陸上幕僚長』が作戦上の最高司令官となっているのだ」
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関連掲示
・拙稿「新潟・佐渡が中国に狙われている」
http://www.ab.auone-net.jp/~khosoau/opinion12v.htm

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