猫にははっきりした性格がある。我が家のこれまでにいた三匹もそれぞれ個性的である。
三女のペコ。医者によれば2011年7月に誕生したと推定される。捨て猫だったが、近所で引き取っていたのをもらいうけた。近所の別の家にこの子の兄弟と思われる猫がいる。縞のかかった三毛。自宅に来たのは12月6日。
家に来た時から食欲旺盛。のんたんのものまで食べに行くので喧嘩になる。
ねねほどではないが、運動神経、瞬発力が抜群である。飛び回っているのを見ると、飛びつかれるのを想像して、痛い、と思ってしまう。
人を怖がらないので、招き猫になってくれると思う。
これは、くたびれて眠っているところ。
柿の木に登って、何を狙っているのか。
次女ののんたん。2008年8月8日、北京オリンピックの開会日に、下妻市の猫好きの家に生まれる。現在3歳半。ねねで懲りたので、兄弟8匹の中の一番おとなしい猫を選んだ。アメリカンショートヘア系。
用心深いのは良いのだが、玄関に人の気配がすると、猛スピードで逃げだす。いわゆる天井猫。それでも、外に出歩いて、小鳥、蝉、トカゲを家に持ち込む狩の名手。今は、あまり遊ぶこともなく、貫録の置物状態。ただし、三女の登場で、一か月間の食欲不振で、新参のペコが狂ったように遊ぶのを不機嫌に眺めていた。今は、少し自信を取り戻し、元の自分の位置に返り咲いた。ペコを追いかけることで、ダイエットをしている。
長女のねね。2008年5月竜ヶ崎市の神社に入り込んだ母猫が勝手に生んだ。兄弟の中で一番元気で、ロシアンブルー系の美形に一目ぼれしてひきとる。
しかし、まあその活発なこと、抜群の運動神経で稲妻のように部屋中を駆け巡り、私の体に駆け上がり、その痛いこと。すぐに外にも出かけるようになり、家の前の車にはねられた。5か月だった。いつも遊んでいた柿の木の下に墓をつくった。
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