スティーブン・キングの原作を映画化した『サンキュー、チャック』を見てきました。
キング原作の映画化では『ドクター・スリープ』も撮っているマイク・フラナガンが監督し、キング自身も製作に参加しています。この監督、キングの信頼が厚いようです。
【物語】
1年ほど前からつづく天変地異と異常気象の連続により、終末感がただよい始めたアメリカ。中学教師のマーティー(キウェテル・イジョフォー)は、別れた元妻で看護師をしているフェリシア(カレン・ギラン)を心配していた。やがてインターネットやTVまでもがその機能を失い、居ても立っても居られなくなったマーティーはフェリシアを訪れる。
一方、街のなかには、「ありがとうチャック」という広告が溢れていた。
…映画は3章に分かれており、終末を迎えた世界を描く第3章から始まり、時代をさかのぼる形で物語が進みます。予告編にもあったとおり、「ありがとうチャック」の全面広告の謎が焦点になります。3つの章は、一見するとバラバラで繋がりに欠けるように見えるのですが、小道具や人物を通じて全体像が見えてくるあたり、なかなかミステリアスです(2賞に目を見張るような素晴らしいシーンがあります)。
その広告にのっている男=チャックを演じるのがトム・ヒドルストンで、ごく普通の会計士の役。全面広告の意味はしだいに明らかになりますが、明確な理由は語られないので、そのあたりは自由に解釈して良いのだと思います。
マーク・ハミルがすっかりおじいちゃんの役で登場。キング原作で、このあと公開が控えている『ロングウォーク』にも出ているので、この人もキングのお気に入りなのかもしれません。
★★★。
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