変わり種なスラッシャー映画『ストレンジ・ダーリン』を見てきました。
ノースターでアイデア勝負の低予算ながら、捻りが効いていて面白かったです。
97分というコンパクトな上映時間ながら、全6章に分かれており、しかもそれらがシャッフルされて展開するので、ミステリアスです。
【物語】
片耳に大けがをした状態で田舎道を逃げ惑う女(ウィラ・フィッツジェラルド)。そして、女を執拗に追いかける、銃を持った男(カイル・ガルナー)があった。この土地では、正体不明のシリアルキラーが話題となっていた。果たしてこの男の正体は…。
…この映画、もう1つ面白いのは、俳優のジョヴァンニ・リビシが撮影監督とプロデュースを兼ねており、しかも35ミリフイルムで撮影している点。フイルム特有のザラついた画面と、女性コーラスによるスコアとくれば、1970年代のグラインドハウス風なのが嬉しいです。ジョヴァンニ・リビシ、こんな才能があったとは。
虚無的なラストもとても良く、そのあたりもしっかり70年代しています。
展開がやや行き当たりばったりなのは、70年代の再現か、または監督の演出力の限界なのかは不明。まあ演出と思った方が、より楽しめる映画です。
★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する