Amazon Primeで古いスリラー映画を2本見ました。
ソフトでは見にくい作品が見られるのが良いところ。
●『シャーロック・ホームズ 死の真珠』(1944年アメリカ)
ベイジル・ラズボーンがホームズを演じたシリーズの1作で、原作はコナン・ドイルの「六つのナポレオン像」ですが、ユニヴァーサル・ホラー全盛期の作品なので怪奇色が全面に出ています。
ナポレオンの胸像をただ壊す事件でなく、被害者は背骨を折られて死ぬという残酷さ。謎の怪力男も登場し、ほとんどホラー映画です。
ベイジル・ラズボーンのホームズはビジュアルは良いのですが、劇中で致命的なミスをやらかすなど、割と危なっかしい(笑)。ビクトリア朝の時代ではなく、制作当時の現代(恐らく1940年代)に置き換えられているのがポイントです。
パブリック・ドメインなのか、おなじみのユニヴァーサル・ロゴがばっさりカットされています。画質は中の下。★★★。
●『女吸血鬼』(1959(昭和34)年新東宝)
タイトルにある女吸血鬼は出てこないという珍品です。
天知茂が和製ドラキュラを演じる吸血鬼ホラーで、監督は名匠・中川信夫です。
満月を見ると血が吸いたくなるというオリジナルな設定が不思議。
しかし天知茂のダンディな吸血鬼はクール!
同時代の本家本元クリストファー・リーともいい勝負です。
白黒シネマスコープの作品で、どんなマスターなのか不明ですが、画質は上の下といったところです。★★★。
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