東映版「多羅尾伴内」シリーズDVD-BOX、残りの3本を見ました。
�ぁ愨人緘�伴内シリーズ/戦慄の七仮面』(1956(昭和31)年東映)白黒スタンダード
密輸された新品のコルトを使った銀行強盗事件が発生。大規模な拳銃密輸団の陰謀を察知した多羅尾伴内だが…。
若き日の南原宏治が、キーパーソンとなる組織のチンピラを好演。
加藤嘉、花澤徳衛らのお馴染みの顔も共演しています。
�ァ愨人緘�伴内/十三の魔王』(1957(昭和32)年東映)総天然色東映スコープ
大観客の競馬場で、若い女が転落死を遂げる。それを目撃した多羅尾伴内は、競馬賭博組織の存在に迫る。
本作からカラー&東映スコープにバージョンアップ。それにふさわしく共演陣が超豪華!
組織の大幹部に志村喬(!)、死んだ女と交際していたヤクザに高倉健(!)、ヒロインに高峰三枝子(!)とは凄い。高倉健と片岡千恵蔵のツーショットは、ダブル金田一耕助の貴重なシーン。高峰三枝子はもちろん『犬神家の一族』の松子夫人!
�Α愨人緘�伴内/七つの顔の男だぜ』(1960(昭和35)年東映)総天然色東映スコープ
大企業の社長令嬢が誘拐され、警戒中の警官が射殺される。
殺された刑事に恩があった多羅尾伴内は捜査を開始。犯罪組織の陰謀をつかむ。
前作ほどではないですが、こちらも共演が豪華。
ヒロインに佐久間良子、またまた登場の加藤嘉、トミーガンを乱射する東野英治郎!
クライマックスのガン・アクションはシリーズ随一の完成度。銃撃戦の合間にリボルバー(コルト)の弾を装填する千恵蔵にシビれること必至。
…その荒唐無稽さが時代に合わなくなったのか、片岡千恵蔵の多羅尾伴内シリーズはこれで最終回となりました。2代目=小林旭が後を継ぐまでは、15年近くのブランクが空くことになります。
このシリーズの面白さは、目まぐるしく変装する片岡千恵蔵の探偵ぶりと派手なガン・アクション、そして千恵蔵のダンディズムに他なりません。半世紀も前のプログラム・ピクチャーですが、今もって燦然と輝きを放つシリーズです。
なぜかソフト化されていない大映版『三十三の足跡』と、フイルムが消失した『曲馬団の魔王』が何としても見たいところです。
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