俳優・大泉洋をモデルに描かれた塩田武士の小説を、本当に大泉洋主演で映画化した『騙し絵の牙』を見て来ました。
※映画の内容に触れる記述があります。ご注意ください※
【物語】
老舗出版社「薫風社」では、社長が急逝し、次期社長をめぐって様々な噂が飛び交っていた。有力候補の東松(佐藤浩市)が進める経営改革により、雑誌部門にも解体や廃刊の危機が迫る。しかしカルチャー誌「トリニティ」編集長の速水(大泉洋)は飄々としていて、次々と斬新な企画を立ち上げては周囲を驚かせるが…。
…70年代の大作邦画のように、多彩な俳優が次々と出てくるのが楽しめる映画です。
中でも文豪役の國村準、見た目が筒井康隆そっくりで、モデルにしたこと必至です。
しかしカタルシスあふれるどんでん返しを期待すると、それと異なる結末を迎えるので、面食らいます。「大泉洋がみんなをだます」映画ではなく、むしろどちらかというと「大泉洋が一杯食わされる」映画なので、違う意味でだまされる映画ではあります。
アンサンブルキャストを素直に楽しむ映画として見れば、損はないです。
期待値が大きかっただけに、「これじゃない」感が漂う映画ではありました。
★★★。
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