ジェラルド・バトラーがハマリ役すぎる潜水艦の艦長を演じたアクション『ハンターキラー 潜航せよ』を見て来ました。
潜水艦アクションというよりはほぼ戦争映画で、米露開戦の瀬戸際を描いており、あの『バトルシップ』級のおバカ映画に近いのですが(ほめ言葉)、大いに楽しめました。
映画の見どころは戦闘シーンです。物語には目をつぶって下さい(笑)。
【物語】
ロシアの原潜を追尾していたアメリカの原潜が、何者かによって撃沈させられた。
当然、これをロシアによる攻撃ととらえた国防総省は、攻撃型原潜”ハンターキラー”の派遣を決定。艦長に選ばれたのは、兵学校は出ていないが叩き上げのジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)だった。
一方、事件の直前に、ロシアのザカリン大統領が、撃沈の海域近くのロシア海軍基地を訪れていたことを不審に思ったNSAは、特殊部隊を現地に潜入させる。隊長のビーマン(トビー・スティーブンス)らは、大統領が国防大臣によって監禁されるという衝撃の場面に出くわす。
…潜水艦の映画に佳作傑作が多いことは周知のとおり。この映画では、ロシアの領海で潜航する米国の原潜と、現地に潜入した特殊部隊の作戦が同時進行で描かれ、スリリングでした。
ジェラルド・バトラーの艦長は、イメージ通りのハマり役。
国防総省の幹部役にゲイリー・オールドマン。どなり散らすだけのステレオタイプとして描かれており、ジョージ・スマイリーを演じたときに知性のかけらもないのが逆に良いです。
ロシア原潜の艦長役にミカエル・ニクヴィスト。『ミッション:インポッシブル』ではイーサン・ハントの敵でしたが、本作では老練の艦長役を好演しております。本作が遺作となりました。
クレジットを見るまで気づかなかったのが、特殊部隊長役のトビー・スティーブンスで、『007/ダイ・アナザー・デイ』でのボンドの敵役グスタフ・グレーブスを演じていた人。顔中ヒゲだらけで分かりませんでした。政治やイデオロギーに興味がなく、ただ作戦を遂行することに命をかけるプロという役で、終始男臭いのですが、最後の最後で”漢”を見せます。
いくらなんでもロシア側の警備体制が甘すぎたり、主人公の艦長が命令違反しまくるなど、ツッコミ所も満載ですが、それも楽しみの内です。
★★★★。こういう映画は好きだなあ。
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