3DCG長編アニメ版ゴジラ映画3部作の完結編、『GODZILLA 星を喰う者』を見て来ました。
2017年の第1作『怪獣惑星』、今年5月公開の『決戦機動増殖都市』に続く完結編となります。
【物語】
最初のゴジラ出現から2万年が経過した地球で、生き残り隊員のサカキ・ハルオらは、ゴジラとの死闘と繰り広げていた。
前作のラスト、ナノマシンに取り込まれた仲間のユウコを救えなかったハルオは、失意に打ちひしがれるが、一方で異星人”エクシフ”のメトフィエスは、残りの仲間の隊員たちを次々と宗教で洗脳していく。
やがて、異次元の彼方からギドラを呼び寄せたメトフィエスは、ついにその野望の真意をハルオに告げる。
…ゴジラ版「まどマギ」的展開が加速し、ついに完全に「まどマギ」化したラストを迎える最終作。虚淵玄らしく、そこに救いはほとんど無く、絶望に陥る登場人物たちを見ることで快感が得られるという、究極の「S]映画です。
ゴジラが人類(とくに日本)を襲う理由は、敵対怪獣と戦わせるためだったり、戦没した英霊の結晶だったり、今まで様々でした。ここへ来てこの3部作は、それまでには無かった理由を提示するに至るので、その点だけは斬新で良かったと思います。
しかし3部作をすべて見て思うのは、ゴジラ映画でありながら、ゴジラ映画の良さにあえて触れなかった作り手の勇気であり、かつ愚行のカタマリであったということ。
ゴジラ映画なのに、ゴジラを出す必要がない映画。ましてやキングギドラ、モスラまで引っ張り出す必要がどこにあったのか。
大きすぎる疑問を残して完結した最終章でした。
★★★。
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