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2018年04月12日23:49

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映画は音響だ! 『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

ロビン・ウィリアムズが主演して大ヒットした絵本の映画化『ジュマンジ』の続編、『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を見ました。

あの第1作と物語上の直接的なつながりはなく、姉妹編『ザスーラ』を合わせると、シリーズ第3作となります。

だいぶ時間が経ってからの続編を危惧する声もありましたが、全米では製作元のソニー・ピクチャーズ史上に残るスマッシュ・ヒットとなっています。


【物語】
高校生のスペンサー(アレックス・ウルフ)たちは、罰として学校の物置の掃除を命じられる。
物置には古いTVゲーム機があり、それを起動させた彼らは、ゲーム”ジュマンジ”の世界に取り込まれてしまう。ゲームの中で、あるミッションをクリアしないと生還できないことを知ったスペンサーたちは、反発し合いながらも協力を深めていくが…。


…物語はこのジャンルの王道で新しくもなく、目立つスターもドウェイン・ジョンソンとジャック・ブラックぐらいでこれほどのヒットを飛ばしたのには、理屈を完全に抜いた「分かりやすさ」と「面白さ」だけを追求した作り手の姿勢が観客の心を掴んだからでしょう。

監督のジェイク・カスダンはローレンス・カスダンの息子。しっかりと父親のDNAを受け継いでいるようです。「困難な目標に対し、登場人物たちがチームを組んで立ち向かう」という物語の骨組みを変に脚色しなかったのも成功の要因です。

虚弱ぎみの主人公がマッチョなドウェイン・ジョンソンの肉体と化したり、インスタ好きの女子高生がオヤジ学者のジャック・ブラックになったりするギャップの可笑しさは予告編でも見ていた通り。これほどに弱気なドウェイン・ジョンソンを見るのは初めてです(中身がひ弱な男子高校生なので)。

また、現代映画における音響効果がいかに重要であるかを見せつけた(聞かしつけた)映画でもあります。動物たちが爆走する大音響から、繊細で小さな物音、ギャグと化した派手な効果音まで、その音響設計だけでも聞くに値します。

面白い題材を面白い映画として作り上げるのは非常に難しいことですが(それが万人向けとなると尚更)、アタマカラッポで楽しめる映画として、これ以上のものはないでしょう。

★★★。


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