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2017年10月01日03:10

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不勉強なラブクラフトを反省 『ダンウィッチの怪』

ずっと見たかった映画『ダンウィッチの怪』が廉価版DVDでリリースされたので、予約購入しました。

ロジャー・コーマン率いるAIPが映画化したもので、日本未公開のホラー映画です。

日本では大昔にVHSが出ていたようですが、DVD化は初となります(大好きなレーベル、ラン・コーポレーション様に感謝)。

1970年のアメリカ映画です。


【物語】
世界に1冊しか現存しないとされる魔導書「ネクロノミコン」が収蔵されている大学図書館に、ウィルバー(ディーン・ストックウェル)という男がやってくる。オカルトを研究しているという男は、大学のアーミテージ博士(エド・ベグリー)に「ネクロノミコン」の貸出を求めるが、博士はそれを拒否する。
博士の教え子である女子大生のナンシー(サンドラ・ディー)は、男が住むダンウィッチの街まで彼を送り届けるが、薬を飲まされ、次第に男の言いなりになっていく。
男には、遅るべき計画があった。


…伝説の「ネクロノミコン」を使い、いにしえの神々を復活させようとする怪物の末裔と、老博士との攻防戦を描いた作品。とすればハマー・フィルム作『吸血鬼ドラキュラ』を思わせるプロットですが、これはH・P・ラブクラフト原作の映画化です。

不勉強なことに、ラブクラフト作の映画は同じコーマン先生の『怪談呪いの霊魂』しか見たことがないのですが、本作も『怪談〜』ともに、ラブクラフトのファンからはすこぶる評判が悪いです。

しかし自分は、同時期のオカルト・ホラーの珍品『ウィッカーマン』よりもこちらの映画の方が好きです。肝心の怪物が姿を現さないという致命的な欠陥はあるものの、ホラー映画に必要なムード醸成は丁寧で、60年代の同ジャンル映画にはなかった猥雑さ・気色の悪さがあり、雰囲気も悪くありません。

『10億ドルの頭脳』ではロシアを攻撃するテキサスの石油成金という珍役だったエド・ベグリーが、ここではヘルシング教授のような役どころで活躍。若き日のタリア・シャイアも出演しておりました。

★★★。オープニング・タイトルがアニメーションなのもユニークな珍品です。
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