何となく思い立って、我が家のスパイ映画(DVD)ライブラリの1作、『続・殺しのテクニック/人間標的』を見ました。10年以上前に買って、1度見たっきりでした。
1966年のイタリア映画。007全盛期に量産されたB級スパイ・アクションです。
タイトルに『続〜』とありますが、あの名作『殺しのテクニック』の続編ではなく、何のつながりもありません(撮影と音楽が同じだけ)。そもそもハードボイルドなスナイパー映画だった『殺しのテクニック』とはジャンルが異なり、『続〜』はスパイ映画です。この時代の映画には良くあること。
ただしストーリーにはひとヒネリしてあって、意外と面白い映画です。
死刑判決を受けた男が、スパイとしてCIAに協力するかわりに別人としての身分を与えられるという物語。主人公は男の弟として復活し、ドイツの情報組織に潜伏します。
いわゆる2重スパイものなのですが、そこに男の妻が絡み、複雑な展開に。
分かりやすいマカロニ製スパイ・アクションが多い中、シリアスでハードな展開なのが面白いです。
主人公の2重スパイを演じているのがコワモテ俳優のヘンリー・シルヴァで、ジェームズ・ボンドとは対極にあるようなアマチュア・スパイを珍演。女にまるでモテないスパイというのも珍しいです。
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