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2015年10月10日20:58

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早すぎたんだ… 『ファンタスティック・フォー』

マーベル・ヒーロー映画の新作『ファンタスティック・フォー』を見て来ました。

2005年から2作、すでに映画化されていますが、早くもリブートされた作品です。
(1990年代にロジャー・コーマンがプロデュースした珍品もあり)


【物語】
物質の転送装置の開発に燃える青年・リード(マイルズ・テラー)は、科学コンテストである財団に注目され、引き抜かれる。潤沢な資金と、同じ装置を開発していたビクター(トビー・ケベル)らとの共同研究により、転送装置が完成。動物実験にも成功する。

しかし、自らが実験台となった際に未知の惑星に転送され、ビクターを失ったリードらは、惑星のエネルギーを全身に浴びて帰還。異常なパワーを身に着けていることに気づくが…。


…ポスターを見ても分かるように、2005年の旧作と比べて今回は、ユーモアや明るさを抑えたハードな作りになっています。監督のジョシュ・トランクは、低予算SF『クロニクル』で大出世した才人ですが、本作ではスタジオとの衝突が公開前から話題になり、そればかりが先行してしまったような印象を受けていました。

映画の出来は悪くなく、”ファンタスティック・フォー”に変身するまでの過程が非常に丁寧に演出されており、また旧作では大人だった主人公たちの年齢を学生ぐらいに引き下げたことで、キャラクターに不安定な要素をもたらしたのも、吉と見ました。

それでも上映時間の大部分を既視感で見終えてしまうのは、早すぎたリブート企画のせいでしょう。これは『スパイダーマン』と『アメイジング・スパイダーマン』でも感じたことでした。結果として期待を大幅に下回る興行成績に終わり、2017年公開予定の続編も危うくなったのは大いに問題です。

マーベル映画お約束の、エンド・クレジット後のいつものアレがなかったのも残念です。

★★★。
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