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2015年09月07日01:38

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SF映画の棚

1950年代のSF・モンスターパニック映画が好きです。

きっかけは小学生のときにVHSで見た『宇宙戦争』(1953)と『禁断の惑星』(1956)。
スピルバーグ全盛の時代に、そういう映画も一応見てはいましたが、夢中になって調べていたのはロクにソフト化もされていない古いB級SF映画でした。DVD登場以前のことです。

それがここ数年間で、あの映画もこの映画もどんどんDVD化されるようになりました。
いずれも、研究本などでタイトルやスチール写真は知っていても、見ることが敵わなかった映画群です。

我が家のホームシアターには、古いSF映画のDVD専用棚があり、なかなか充実してきたのでマメに整理などをしています。

ここでひとつベスト10を。
人知れず映画史から消えて行っても、少なくとも熱心なファンには愛され続ける名作・迷作・珍作揃いです。

このジャンルでは頂点に位置する『宇宙戦争』『禁断の惑星』『遊星からの物体X』『地球の静止する日』『ゴジラ』などのメジャー作品はあえて外しています。
なお、全作品が1950年代の作品です。

●『水爆と深海の怪物』
●『地球へ2千万マイル』
●『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』

…この3本はレイ・ハリーハウゼン先生が特撮を手掛けたモンスター&侵略SFパニック映画。いずれもストップ・モーションによる特撮が素晴らしい作品です。

●『モノリスの怪物』

…水にぬれると無限に増殖する隕石=感情もなく生物でもない隕石が増えて増えて増えまくるSFパニックです。黒曜石のようにツヤツヤ光りながら増えまくる”石”が不気味!


●『クロノス』

…宇宙から来た巨大冷蔵庫のようなエネルギー体が地球のエネルギーを吸収します。
シネマスコープの大画面も素晴らしく、特殊効果をアニメーションで描いているのも印象的。

●『極地からの怪物 大カマキリの脅威』

…巨大化したカマキリが街を襲います。見せ方が非常にうまく、巨大モンスター映画の見本のような作品です。

●『顔のない悪魔』

…脳みそに触角と触手が生えた超グロテスクな宇宙人が、小屋に閉じ込められた人間たちを襲いまくります。この時代の映画史上、もっとも生理的に気持ち悪い(=ほめ言葉)造形の宇宙人が登場。ちなみにイギリス映画です。

●『放射能X』

…これも名作。巨大化したアリが街を襲いますが、映画前半の巨大アリ登場までの見せ方のうまさに思わず唸ります。

●『黒い蠍』

…こちらもまた、映画史上最も気持ち悪い顔のモンスター(巨大サソリ)が登場するグロテスクSF。メキシコが舞台ということで妙な異国情緒もあり。特撮は『キング・コング』のウィリス・オブライエンです。

●『モグラ人間の叛乱』

…珍しくハッピーエンドにならない異色作。大手ユニヴァーサルの作品らしく、セット美術も素晴らしい映画です。モグラ人間の造形も気持ち悪くて(=もちろんほめ言葉)素敵です。


『ジュラシック・ワールド』が記録的に大ヒット中の昨今ですが、このジャンル映画の原点のひとつは1950年代にあり。いずれも愛すべきB級C級映画群なのです。

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