福田雄一監督作を見るときは、別段何の期待もしないようにしているのだけれど、今度のは酷かった…というわけで『新解釈・幕末伝』を見てきました。
【物語】
歴史学者(市村正親)が新解釈の幕末史について語り始める。それによると、坂本龍馬(ムロツヨシ)や西郷隆盛(佐藤二朗)が果たして本当に英雄であったのか、検証の余地があるという。
さかのぼって幕末。薩摩藩と長州藩との同盟を締結させるべく、坂本龍馬は奮闘していた。しかし双方は互いに譲らず、そのうえ龍馬のふざけた態度が怒りを買い…。
…市村正親扮する現代の歴史学者が、断片的に幕末の講釈をするという展開。一本筋の通った物語はなく、エピソードの羅列…というかコント集のようなものを118分に渡って見せられる、苦行のような映画です。そもそも映画の体を成していません。TVのバラエティの総集編のよう。
そのコントも面白ければまだ許せるのですが、中学生が考えてもまだ面白いだろ、というレベルのギャグの断片を延々見せられても、困惑するだけです。
役者は面白いのに、まとまりもなく、ストーリーのようなものさえ存在しない118分。
苦行です。
★。
今年の映画は『アバター3』で締めたので来年に回しますが、ワースト必須の予感。
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