1997年のメガヒット作にして、宮崎駿監督の転換点となった大作『もののけ姫 4Kデジタルリマスター(IMAX)』を見てきました。
28年前の1997年7月12日、ロードショー初日に映画館で見たときの記憶が鮮明です。
当時、地元の映画館での上映がないことが分かり(今では考えられない)、高速バスで隣町の映画館まで出かけていっての鑑賞。映画館の周辺には長蛇の列で、予定していた回が満席で見られず(ネット予約などない時代で、見た映画館もシネコンなどではなく、東宝の直営館だった)、ひとつ後の回でやっと見たときは立ち見もいる超満員。凄まじい熱気でした。
それまでの、起承転結が明確でエンターテイメントに徹したつくりではなかったのが衝撃で、幕が上がったあともしばらく呆然としていたのをはっきり覚えています。その後、映画館を変え、結局のところ上映期間中に計7回見ました。
今回の4Kリマスター版(IMAX上映)で、映画館での鑑賞回数が8回目ということになるのですが、厳密にいうとこれが初!というほどの圧倒的な臨場感と没入感、大音響の迫力に圧倒されっぱなしなのでした。しかもIMAXシアターの客席は満席。28年前の熱気を思い出します。
宮崎駿監督にとっては初となるドルビー・デジタル音響の作品(ジブリ映画としては『耳をすませば』に続く第2作)。しかし初公開時に見た時の映画館は、まだドルビー・サラウンド音響で、ドルビー・デジタル普及前だったためか、今回の4Kリマスター版は目からならぬ耳からウロコの異次元体験でした。
(冒頭、タタリ神に襲われるシーンからして、腹に響くほどの大音響!)
2Dで手書きのアニメーションながらも、IMAXの大画面に映写しても遜色ないほどの高精細さも衝撃でした(2Kにダウンコンバートしているのにも関わらず)。
★★★★★。
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