フィンランドの唯一無二の映画監督、アキ・カウリスマキが田舎町に映画館をつくるという風変りなドキュメンタリー映画、『キノ・ライカ 小さな町の映画化』を見て来ました。
フィンランドの小さな鉄工の町、カルッキラ。
映画監督のアキ・カウリスマキは、自然に囲まれたこの小さな町をこよなく愛し、映画館をつくることで町の人びとに恩返しをしようとする。
冒頭、いきなり日本語の曲が流れるので驚きます。
カルッキラ在住の日本人ミュージシャン、篠原敏武という人の歌で、劇中には本人も登場します。寒々しいフィンランドの片田舎の景色によく似合います(現地の曲の日本語カバーらしい)。
もと鉄工所の廃墟を手作りで改装し、ワインバーを併設して、地元の人が集まるミニシアターをつくる過程がゆっくりと描かれます。カウリスマキの友人、ジム・ジャームッシュも登場します。
映画をつくる映画は沢山ありますが、映画監督が自ら映画館をつくるというのは初めて見ました。素朴で、温かみのある、小さな映画です。★★★。
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