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2021年06月18日19:32

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ヒッチコックの再来なるかも『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

2018年の大ヒット・ホラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』を見て来ました。
本国アメリカでもつい先日公開され、パンデミック下で公開された映画としては初めて興行収入1億ドルの大台を突破したことが報じられたばかりです。

前作が非常に面白かっただけに、ハードルも高いのは当然ですが、これがまた前作に負けず劣らず面白かったです。快作と言えるでしょう。

【物語】
音に反応し、猛スピードと圧倒的な破壊力で人類を攻撃してきた”奴ら”による惨劇から1年。農場でひっそりとくらしていたアボット一家は、家を失い、住み慣れた土地を離れて旅をしていた。廃工場でかつての友人エメット(キリアン・マーフィー)に出会った一家は、長男が大怪我をし、生まれたばかりの赤ちゃんもいることから彼に助けを求める。
一方、ろうあの長女リーガン(ミリセント・シモンズ)は、補聴器と音響機器とのハウリングから”奴ら”を倒せるという事実を生き残りの人々に広めるため、放送設備のある島を目指す。

…監督・脚本は前作に引き続きジョン・クラシンスキー。主人公一家のお父さん役でもあり、前作ではこの若き監督の演出力の高さに脱帽しましたが、本作でもその腕は健在でした。

冒頭、”奴ら”による襲撃の第一日をさっと一筆で描く演出からして見事で、耳の聞こえない長女(この子も上手い!本当に耳が聞こえない役者で、映画の手話指導も担当)の目線に切り替わると、音響ががらっと変わる、そういう演出も本当にうまい。

旅に出た長女と、物資を探しに外へ出たお母さんを交互に描き、徐々に緊張感を高める演出は、もはや職人監督の領域です。

大黒柱のお母さん、エミリー・ブラントもいいし、いつも変人役が多いキリアン・マーフィーの機転を利かせた頼もしさも良かったです。

★★★★。この監督のスリラーがもっと見てみたい。

本編前にシャマラン監督の最新スリラー『オールド』の予告編が上映されました。本編といい相性の組み合わせ。
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