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2021年06月16日00:37

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Amazon Prime Videoで映画初購入

Amazon Prime Videoの映画には、ブルーレイでリリースされていない作品でもHD画質で見られるタイトルがあります。

その中の一つ、DVDは出ていてもBDで出ていない映画『小早川家の秋』(1961)を購入しました。2,500円でした。

名匠・小津安二郎監督が、東宝に招かれて撮った唯一の東宝映画。
造り酒屋の旦那の老いらくの恋を描くホームドラマですが、この映画が凄いのは、緊張感が尋常ではないこと。

松竹専属の名監督が単身東宝に乗り込んで映画を撮るというのは、異例中の異例。
迎える東宝は社をあげてのオールスター・キャストを用意し、小林桂樹・森繫久彌・団令子・新珠三千代・宝田明・司葉子という豪華な顔ぶれ。

小津監督との確執エピソードのある森繫久彌なんか、超のつくほどの大ベテランなのに、緊張してるのが画面から伝わってきます。

対して、小津映画常連の原節子・杉村春子・笠智衆らは、余裕の構えなのが面白いです。

撮影期間の休憩中など、小津監督は誰と話していたのだろう。
東宝の社員食堂でみんなと食事していたのだろうか(やはりカレーライスを…?)。
藤本真澄プロデューサーは付きっきりだったのか。
興味は尽きません。

Amazon Prime Videoで見る本作はHD画質で、ほぼブルーレイと同等。
色彩設計が美しく再現され、遜色ありません。

しかし、やはりジャケットのあるソフトを手元に置かないと、なんとなく収まりが悪いというか、居心地の悪さを感じるのは、古いタイプの映画好きの性でしょうか。
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