『新感染ファイナル・エクスプレス』が鮮烈だったマ・ドンソク主演の韓国製異色ヤクザ映画『悪人伝』を見て来ました。面白かった。
【物語】
ヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)は、何者かに襲われ、重傷を負う。
敵対勢力の仕業かと思われていたが、犯人は無差別に人を殺す連続殺人鬼であった。
犯人を追っているはみ出し者の刑事チョン・テソク(キム・ムヨル)は、組長と共闘し、共に犯人を追う。
…ヤクザ映画+連続殺人モノ+バディ・ムービーという異色の組み合わせながら、共倒れにならず、妙な面白さを醸し出している佳作でした。
連続殺人犯がたまたま狙った被害者が、犯人以上の狂犬のようなヤクザの組長だったら?という勢いだけで作った映画と違う。組長、刑事、犯人の3者が絶妙なバランスで影響し合うのが面白い。
マ・ドンソク演じる組長は、昔の日本の任侠映画のヤクザのようで、同業者にとっては狂犬のようでも、カタギに対しては紳士的。そんなのは映画の中の幻想だと分かっていても、マ・ドンソクには観客に信じ込ませる説得力がありました。
★★★★。
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