ジョン・ヒューストン監督、ウォルター・ヒル脚本という珍しい組み合わせのスパイ映画『マッキントッシュの男』をBSプレミアムで見ました。
かなり昔に(おそらくNHKで)見ていた本作。ほとんど覚えていませんでした。久しぶりの再会です。
1974年のイギリス=アメリカ映画。ワーナー・ブラザーズの作品です。
【物語】
泥棒のジョセフ・リアデン(ポール・ニューマン)は、マッキントッシュという男(ハリー・アンドリュース)に依頼され、輸送中のダイヤモンドを強奪するも、何者かの密告により逮捕され、刑務所へ送られる。
ある組織による脱獄計画を持ち掛けられたリアデンは、スパイ容疑で逮捕されていた男とともに脱獄に成功するが、当のマッキントッシュは敵の手に落ちていた。そしてリアデンにも、ある目的があった。
…『動く標的』『スティング』『タワーリング・インフェルノ』などで絶頂期のポール・ニューマンが主演です。この他にもヒッチコックの『引き裂かれたカーテン』で同じような役柄を演じており、あの映画の続編と言われても違和感のないほど。
ハリー・アンドリュース、ジェームズ・メイスンという「いかにも」な英国俳優が共演していて楽しいです。
しかし、70年代スパイ映画特有の妙なシリアスさというか、虚無的なラストがやはりあって、突き放したような乾いたエンディングを迎えます。そういえば同じジョン・ヒューストン監督の『クレムリン・レター/密書』もそうでした。
最近の映画ではほとんど見なくなった、ドライな印象。モーリス・ジャールのワルツのようなテーマ曲が、かえってそれを際立たせています。
★★★。
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