新作映画を2本見て来ました。
●『ザ・プレデター』
シリーズ第4作で、『1』と『2』の流れをくむ最新作です(第3作は別な惑星での話で番外編的でした)。
新たなプレデターが地球に飛来。目撃した特殊部隊の兵士(ボイド・ホルブルック)らが追撃するが、身長3mを超える大型のプレデターも地球に降り立ち、彼らの衝撃の狙いが明らかになる、という物語です。
第1作で最初に殺される兵士を演じたシェーン・ブラックが本作の監督。面白い縁です。
監督としての作品数はそれほど多くなく(去年の『ナイスガイズ!』は傑作)、『リーサル・ウェポン』などの脚本家として力のある人。マニアな監督ではないので、王道の演出をしています。
第1作と第2作が、それぞれ「1987年と97年の事件」として作中で言及されています。
ヘンリー・ジャックマンのスコアもアラン・シルベストリ風で、前2作を受け継いでいる感じが良いです。
ただ、このシリーズの肝である”戦士としてのプレデターの漢(おとこ)気”感が薄れたのは残念。その代わり、プレデターを追撃する兵士たちが軍法会議もののはみだし者ばかりで、それぞれに熱い見せ場があるのは、シリーズの新機軸でした。★★★
●『プーと大人になった僕』
「くまのプーさん」のその後を描くディズニー映画です。
大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、仕事に忙殺され、家族とすれ違う日々に疲れ切っていたが、そこにプーが現れる…というお話。1950年代の英国が舞台となります。
監督はマーク・フォースター。この人はやはり『007/慰めの報酬』『ワールド・ウォーZ』などではなく、こういう小品が似合います。ユアン・マクレガーとも、サスペンス『ステイ』で知れた仲です。
ディズニー・アニメではなく、原作の挿絵から抜け出したような、クタクタなぬいぐるみのプーの造形が素晴らしいです。ピグレット、イーヨー、ティガーも登場します。
毒気がなく、綺麗にまとまった終わり方だけは、いかにもディズニーらしいです。★★★
…実写ディズニーは、『プー』といろいろな意味で相似形を成しそうな『メリー・ポピンズ』の続編も控えています。今回はティム・バートン版『ダンボ』の予告編を見られたのが良かった。3月公開です。
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