古屋兎丸の同名漫画を映画化した『帝一の國』を見て来ました。
昭和の高等学校を舞台にした学園政治コメディです。
たまたま時間が出来たので偶然に見たのですが、これが意外な拾い物でした。
【物語】
野心家の官僚を父に持つ赤場帝一(菅田将暉) は、幼いころから英才教育を施され、名門難関高校である海帝高校にトップの成績で入学を果たす。
海帝高校の卒業生には官僚が多く、中でも歴代生徒会長からは、総理大臣を何人も輩出していた。帝一も父の夢を受け継ぎ、2年次に行われる生徒会長選挙での当選を夢見て、生徒評議会入りに成功する。しかし評議会は、ライバルのエリート学生たちが互いに陰謀をめぐらす魔窟だった。
…要は生徒会選挙を描く物語なのですが、主人公の高校生たちの親が対立する政治家同士であることから政治的思惑が絡み、代理戦争の様相を呈するところに面白さがあります。生徒会長から総理大臣へと上り詰め、自身の王国=帝一の國を造ろうとする主人公の熱血ぶりは、70年代の劇画のようで笑えました。
ただし、最も盛り上がるラストでの生徒会長選挙の場面で主人公が不在だったり、紅一点であるヒロインの存在感の無さには残念な部分も。若干の時間的制約を感じました。
★★★。
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