クリストファー・ノーラン監督の公開中の最新作『インターステラー』には、マイケル・ケインが出演しています。『ダークナイト』3部作、『インセプション』に続くノーラン監督とのコラボ作品です。
マイケル・ケインといえば、英国情報部員”ハリー・パーマー”を演じた3部作が有名。
1960年代に『国際諜報局』『パーマーの危機脱出』『10億ドルの頭脳』…と続けて映画化され、人気を博しました。
007シリーズの全盛期に、ジェームズ・ボンドとは対象的な、生活臭のするサラリーマン・スパイを飄々と演じたマイケル・ケインですが、1990年代に入り、ハリー・パーマー・シリーズはTVムービーとして甦ることになります。
1995年にドラマ化された『Wスパイ』と、96年の『三重取引』がそれです。
大昔にVHSで見たっきりだったのですが、地元のホームセンターのワゴンセールで『三重取引』のDVDを偶然見つけるという幸運がありました。中古ではなく新品で、しかも定価3800円なのが290円という投げ売り状態。迷うことなく購入し、久しぶりに見た次第です。
シリーズ通算第5作となるのがこの『三重取引』です。
【物語】
英国情報部を引退したハリー・パーマー(マイケル・ケイン)は、ソ連崩壊後のモスクワで、情報機関の下請けのような民間の調査機関を立ち上げていた。新たな仕事として、旧ソ連政府から消えた1�圓發離廛襯肇縫Ε爐旅塋�を調査するという依頼が舞い込むが、情報提供者の知人が消され、部下のニック(ジェイソン・コネリー)の恋人が何者かに誘拐されてしまう。
…どういう訳かロシアのレン・フィルムが製作に参加しているので、舞台のほとんどはモスクワ。映画版でも、オスカー・ホモルカ演じるKGBの大物政治家にコネがあるハリー・パーマーだったので、違和感はありません。
TVムービーらしく、演出は素人に毛の生えた程度で、音楽も脱力感あふれるチープさなのが何とも寂しいですが、ファンとしてはやはりマイケル・ケイン=ハリー・パーマーの復活が嬉しい限りの作品です(ロシアン・マフィアにもコネがあり、相変わらず黒い組織にもパイプがあるハリー・パーマーなのでした)。
部下のニック役のジェイソン・コネリーは、言わずと知れたショーン・コネリーの息子。
他に、英国の性格俳優マイケル・ガンボンも出演しています。
実質上の第4作となる『Wスパイ』は非常に入手困難な現状。
こうなると是が非でも見たくなってきました。
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