救命士の過酷な現実を描いた、ハードな『アスファルト・シティ』を見てきました。
ショーン・ペン主演と呟きましたが、主役は若いタイ・シェリダンです。
【物語】
ニューヨーク。医学部入学を目指しつつ、昼間は救急救命士として働く新人のクロス(タイ・シェリダン)は、ベテラン救命士のラット(ショーン・ペン)と組むことに。
そのあまりに過酷な仕事ぶりに、心身ともに消耗していてクロスだったが、ラットの支えで次第に慣れてくる。ところが、ある出来事が2人のその後を大きく変えていく。
…近代都市ニューヨークの闇の部分を活写した映像からは、臭気や熱気が伝わってきて息苦しくなるほど。暴力や貧困、移民問題が重くのしかかります。2023年の、第二次トランプ政権前の製作なので、今はもっと酷いことになっているのでは。
ニューヨークが舞台だし、どことなくマーティン・スコセッシっぽさを感じていると、スコセッシにも同様の題材の映画(『救命士』)があったことを思い出しました。
新人救命士役のタイ・シェリダンは、スピルバーグの『レディ・プレイヤー1』の主役だった人。過酷な仕事に憔悴していく姿をよく演じていました。俳優としてもベテランのショーン・ペンは、映画の中でも外でもタイ・シェリダンを支えていて見事です。
あまりに重苦しい映画ですが、ラストには希望もあり、少し救われた気もしました。
★★★。
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