オーストラリアとUAEの合作という変わり種のホラー映画『悪魔と夜ふかし』を見て来ました。
この映画、「TV局でオクラ入りになっていたテープ映像が発掘された」という設定になっており、あの『食人族』とも通ずるものがあります。
面白かった!好きな映画です。
【物語】
ニューヨークの放送局・UBCが長年秘蔵していたという、ある生放送のテープ映像が発見された。
…1977年のハロウィン。深夜の人気トークショー「ナイト・オウルズ」は、視聴率低下に対する起死回生の一打として、オカルト特集を放送する。司会のジャック・デルロイ肝入りの企画でもあった。最初にゲストとして呼ばれた霊媒師が卒倒し、途中退場する。次のゲストは、カルト教団の生き残りの少女と、彼女を保護・研究している心理学者、そしてオカルトを詐欺として見ている元マジシャンであった。
やがて番組の進行とともに異常事態が続発し…。
…1977年放送というのがまた絶妙で、世は『エクソシスト』に始まるオカルトブームのあと。そんな中、生放送中のトーク番組に悪魔が降臨するという前代未聞の事態が、秘蔵のテープに残されています(という設定だけど)。
設定も凝っていて、人気司会者のジャック(デビッド・ダストマルチャン)が実は…という展開も面白かったし、惨殺事件の生き残りの少女(これがまた70年代正統派の美少女)が阿鼻叫喚の地獄絵図の引き金になるのも痛快でした。冒頭しか出てこないけれど、マイケル・アイアンサイド(!)のマレーションもケレン味たっぷりで良いです。
ただし惜しむらくは、テープ映像は70年代風なのに、VFXのCG風味が強すぎたこと。
手作りの特撮をもっと見たかったです。
★★★★。89分というコンパクトな上映時間もムダがなくて◎。
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