コーエン兄弟の弟、イーサン・コーエンの初単独監督作となる犯罪コメディ『ドライブアウェイ・ドールズ』を見て来ました。85分という小品です。
かなり下品な(!)犯罪劇なので、よくこれでPG12指定かと驚きました。
【物語】
レズビアンで奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)は、カタブツの友達マリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)とともに車をフロリダまで届ける旅をすることになる。しかしその車には、手違いで、ある組織の危険なブツが積み込まれていた。そうとは知らず気ままな旅を続ける2人だったが、ついに積み荷を見つけてしまう。
…コーエン(弟)の単独監督作だからなのか、制約がふっ飛んだというか、(恐らく)監督の性癖が大爆発してしまった珍作です(文字通りの…)。
性にあけっ広げなジェイミーと、カチコチのマリアンが、次第に距離を縮めていく過程は面白かった。一方、犯罪劇としてはかなりユルユルで、拍子抜けです。
マット・デイモンが史上最も情けない役なのには笑いました。
(その回想がサイケデリックなのも、後で分かると笑えてくる)
ただ一つ、真面目なマリアンが性に目覚めたきっかけが夢の中に出てくるシーンは、男子だったら中二病の…と言いたいところですが、そこだけ美しさに満ちているのが救いでした。
★★★。
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