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2023年11月03日23:16

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メモリアル・デーに『ゴジラ-1.0』を見る

山崎貴監督は、『ゴジラ』をいうプラットフォームを得て、自身の監督作のベスト1を更新したようです。

あの記念すべき第1作『ゴジラ』が公開されたのが、今からちょうど69年前の今日。
ということでメモリアル・デーとも言うべき今日、国産ゴジラ映画の第30作『ゴジラ-1.0』を見てきました。

※ご注意。映画の内容に触れる記述があります※

【物語】
終戦直後の、焦土と化した東京。もと”特攻くずれ”のパイロット・敷島(神木隆之介)は、戦時中に大きなトラウマを受けて帰国する。焼け跡の我が家に住み着いた典子(浜辺美波)と、孤児の赤ん坊とともに3人の共同生活が始まる。
1947(昭和22)年。海中機雷を除去する仕事についた敷島は、かつて目撃した巨大生物”ゴジラ”にふたたび遭遇。やがて東京に上陸したゴジラは、あっという間に銀座を破壊し、人びとを恐怖のどん底に落とし入れる。

…歴代の東宝怪獣映画のような新兵器もなく、それどころか政府からも米国からも支援のない状況で、民間人だけでゴジラに立ち向かう、初めての映画です。それだけに登場する兵器も戦時中の使い古しや、たまたま倉庫に残されていた”震電”(!)のみというのが斬新。中でも震電は映画に登場するのは極めて珍しいと思われ、思わず熱くなりました。

山崎貴監督の戦争観は、『永遠の0』『アルキメデスの大戦』からの延長の模様。
このあたりは賛否を浴びそうですが、物語の展開に支障を来たすほどではないです。

上映時間125分に対して、ゴジラの登場シーンが少ないような気もしましたが、憤怒の表情で銀座を粉砕するゴジラは唯一無二の気迫と憎悪に満ちており、大迫力です。IMAXで見られなかったのをこれほど悔やんだ映画も珍しいです。

伊福部昭のあのテーマ曲も、『シン・ゴジラ』ほどではないにしても正しい場面で正しく使われています。これはゴジラ映画にとって、007シリーズにおける”ジェームズ・ボンドのテーマ”に匹敵する、非常に重要なポイントです。

★★★★★。
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