今日見た2本の新作映画は、たまたまどちらも殺し屋が主人公でした(厳密に言うと『イコライザー』は違うけれど)。そして、どちらも一応シリーズ最終作ということになっている映画です。
1本目は『イコライザー THE FINAL』です。
シリーズ第3作となります。
【物語】
もと特殊工作員で、その力を人びとのために使うことを決めたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、イタリアでの仕事の際に重傷を負ってしまう。気がつくと、小さな港町で親切な医師に介抱されていたロバートは、次第に町の人びとと馴染んでいく。
しかし、この小さな町にも、マフィアの陰謀が忍び寄ろうとしていた。
…デンゼル・ワシントン版”座頭市”的なこのヒーロー・シリーズも、ついには本格的に海外(イタリア)が舞台に。その割にはスケールが小粒で、敵も地元のチンピラ程度ではありますが、CIAなどを絡めて何とか大きくみせようとしています。
イタリアのロケーション効果はなかなか良くて、撮影もチネチッタのためか、前2作とは異なる雰囲気が楽しめました。
子役出身のダコダ・ファニングがCIA捜査官で出演。最後に明らかになる、その素性がちょっと泣かせてくれます。
デンゼル・ワシントンとは『マイ・ボディーガード』以来の共演を果たしています。
前2作以上に、アントン・フークア監督の強い死生観がにじみ出ています(プロデューサーも兼ねているワシントンの意向なのかもしれません)。教会の聖母像や十字架などが象徴的に描かれており、最終作であることを匂わせておりました。
(悪玉の死に様もシリーズ随一の強烈なもので、インパクト大です)
★★★。最近のハリウッド映画には珍しく、上映時間2時間を切る、コンパクトな作品です。
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