料理を題材にした映画は数多くあれど、ちょっと異色なサスペンス映画『ザ・メニュー』を見て来ました。
【物語】
太平洋岸の小さな島に、完全会員制の超高級レストランがあった。
シェフのスローヴィク(レイフ・ファインズ)の創り出す料理は絶品とされていた。
料理好きの青年タイラー(ニコラス・ホルト)は、反対に料理には興味のないマーゴ(アニャ・テイラー・ジョイ)を連れてレストランにやってくる。その夜の客は、著名な評論家や実業家、映画俳優など、セレブばかりであった。
やがて客たちは、想像を絶する美食と恐怖を味わうことになる。
…1人1,250ドルするという絶品料理の数々は、奇想天外なばかりではなく、客にちなんだ恐怖の仕掛けが施されており、観客もそれを追体験することになります。
すべての仕掛人であるシェフ=レイフ・ファインズの厨房は軍隊のようであり、配下の料理人たちはシェフに絶対の忠誠を誓います。彼の意図は何なのか、客たちがどんな目に遭うのかが次第に明らかになりますが、明確なものではないので、多少のモヤモヤ感はありました。クライマックスは、あるクラシックな英国製のホラー映画を彷彿とさせます。
場違いな状況に放り出されてしまう庶民代表のアニャ・テイラー・ジョイが、最後にシェフに注文する料理は、映画史に残る「うまそうな料理」。
それ以外は高級すぎて、うまそうに見えないのが難点か。
★★★。面白かった。見ていて(最後だけ)腹がすきました。
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