たまたま見た新作映画が2本とも子どもが重要となる映画でした。
日米の現代子ども感のようなものが垣間見れて、面白かったです。
2本とも良作でした。
●『ツユクサ』(日本)
静岡の港町で独りで暮らす芙美(小林聡美)には、小学生の友達・航平(斎藤汰鷹)がいた。もと歯科医の吾郎(松重豊)も加わり、3人と街の人びとの時間がゆっくりと流れていく。
大人2人…小林聡美と松重豊が、それぞれ重い過去を背負っているのに暗くならないので、やや現実離れした感覚がありました。その間に少年がいて、親子でもない3人が親子のように暮らすところに面白さがあります。
今や引っ張りだこの江口のりこが、小林聡美の同僚として妙に色気のある役を好演。
渋川清彦もいいし、役者面でも申し分ないです。★★★。
●『カモン カモン』(アメリカ)
小学生の甥っ子・ジェシー(ウディ・ノーマン)を預かることになったジャーナリストのジョニー(ホアキン・フェニックス)。ふだん子どもに接したことのないジョニーは、ジェシーの振る舞いに振り回される日々だったが…。
A24の作品。全編ほぼモノクロ撮影で、舞台がニューヨークであることから、ウディ・アレンの映画や『都会のアリス』を思い出させます。
子どもの予測不能な言動に翻弄されつつも、ちゃんと向き合おうと躍起になる優しい男をホアキン・フェニックスが見事に演じています。『ジョーカー』のようなエキセントリックな役から、こういう役まで演じられる。ホアキン・フェニックス、どんどんいい味が出て来ました。
少年役者も天才的でした。★★★。
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