Amazon Prime Videoには、たまにとんでもない映画が転がっています。
特にSF・ホラーには珍品も多く、楽しませてもらうこともしばしば。
その中からベラ・ルゴシ主演の最初期ゾンビ映画『恐怖城』を見ました。
1932(昭和五)年のアメリカ・ユナイト映画。
珍しいことに、翌年日本でも公開されています。
【物語】
結婚式に挙げるためにハイチへやってきたマデリーン(マッジ・ベラミー)とニール(ジョン・ハロン)。農場主のボーマンは、マデリーンを自分のものにするべく、呪術師のルジャンドル(ベラ・ルゴシ)に頼みこみ、彼女をゾンビ化させてしまう。
…ユニヴァーサルの『魔人ドラキュラ』のセットを借りて撮ったためか、低予算の割には城のセットの雰囲気が良いです。ハイチにはまったく見えないものの、ホラー映画としての雰囲気は満点。
奇抜なメイクで登場するゾンビ・マスターのベラ・ルゴシが、貫禄たっぷりの演技を見せてくれます。ただ時代が時代なだけに、登場するゾンビは労働力として利用されているだけで、人肉を食ったりはしません。大人しいものです。
ゾンビ化し、うつろな目をするヒロインのマッジ・ベラミーが儚い美しさ。
★★★。
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